...「これ猶(な)ほ寺内(てらうち)をジナイと呼(よ)ぶが如(ごと)し」と抗辯(かうべん)して一場(ぜう)の紛議(ふんぎ)を釀(かも)したことがあつた...
伊東忠太 「國語尊重」
...わが國唯一のアルコール製造所なる神谷酒造合資會社旭川釀造場を見に行つた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...横臼に釀(か)みし大御酒...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...また酒(みき)を釀(か)むことを知れる人...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...大御酒を釀(か)みて獻りき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...須須許理が釀(か)みし御酒に われ醉ひにけり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...カシの木の原に横の廣い臼を作りその臼に釀(かも)したお酒...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...ももとせの生命の釀(かも)し...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...草くだものの釀酒(かみざけ)は小甕(こみか)にかをる――「休息(やすらひ)」と...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...泡だちて日は釀(かも)されぬ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...君の怒の故による彼等の破滅なきが爲め』雷霆釀すクロニオーン...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 190憂苦を釀(かも)す戰場を離れて武裝改めつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...暗(くら)い中(なか)で粉雪(こゆき)でも釀(かも)してゐる樣(やう)に...
夏目漱石 「門」
...梅の匂ひに燻釀(くんぢやう)された和(なごや)かな風...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不思議な美しい調和を釀(かも)し出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...葡萄の美酒を釀もすことを教へて貰つたのでもわかる如く...
原勝郎 「鞦韆考」
...素人の釀造法は第一回目からして腐ツて了ツた...
三島霜川 「昔の女」
...決していい風潮や思想から釀されたものでない...
吉川英治 「折々の記」
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