...義金とは道義上の醵出金のことだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...要するに道義上の金を醵出したということで気が済むのであり...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...都下の市民・小市民の醵出した義捐金は無論莫大な額に上る...
戸坂潤 「社会時評」
...各省高等官は俸給月額の少くとも百分の一を醵出して農村に送ることを申し合わせた...
戸坂潤 「社会時評」
...日夜東北救済義捐金の醵出に夢中である...
戸坂潤 「社会時評」
...曽つての国防基金の醵出の風俗などは今ではどこへ行ったか姿も見せない...
戸坂潤 「社会時評」
...生徒が少々ずつ醵出して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...醵出された金を以て私の寿碑を郷地の道後の公園に建てらるる事になった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...金三百円を醵出して...
野村胡堂 「胡堂百話」
...そして親戚故旧を会して金を醵出(きょしゅつ)せしめた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...いま蜀中から銭糧(せんりょう)の資を醵出(きょしゅつ)して戦力増加に当っているのは李厳その人ですから...
吉川英治 「三国志」
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