...さま/″\の他の無名草(ななしぐさ)醜草(しこぐさ)まじり朝露を浴びて眼がさむる様(よう)に咲いたつゆ草の花を見れば...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...邪魔の醜草(しこぐさ)がまた死んで土の肥料になる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...邪魔の醜草(しこぐさ)がまた死んで土の肥料になる...
徳冨蘆花 「草とり」
...醜草(しこぐさ)なほはびこらざれば蛇のおそれもなし...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...醜草(しこぐさ)の中にも花は花らしくと――一点の清香を放ったものであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...醜草(しこぐさ)の いやはびこるも醜花(しこばな)の 咲き狂ふとて御門(みかど)守(も)る われら防人(さきもり)つたへもつ天(あま)の衛府太刀(ゑふたち)すめらぎの御土(みつち)ぞ御国(みくに)まかすべき醜(しこ)の世(よ)腐(す)えに根(ね)刈(か)りつくして菊植ゑん 白菊のはな誰が作ったのか...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...醜草(しこぐさ)や邪魔な灌木(かんぼく)は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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