...あらゆる醜状(しゅうじょう)を世間(せけん)にさらした生(い)きがいなき不幸(ふこう)な母と思いつめると...
伊藤左千夫 「告げ人」
...政党政治は震災前後の時代より腐敗の醜状を世人の前に暴露するやうになり...
永井荷風 「来訪者」
...上流社会の驚くべき醜状暴露――現行犯として捕えられながら...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...あのような醜状をさらして...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...汝ら諸民の上に立つ武将たり市尹(しいん)たりしながら、なんたる醜状か...
吉川英治 「三国志」
...宗門末派を利用しては私権をむすぶなど――手におえぬ醜状(しゅうじょう)や...
吉川英治 「新書太閤記」
...忽ち三千余しか数えられぬという醜状なのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこらの暗がりへお尻を出して潜(くぐ)りこむような醜状を...
吉川英治 「宮本武蔵」
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