...松陰はもとより醇乎(じゅんこ)として醇なる志士の典型...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...醇乎(じゅんこ)たる思索の...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...はじめて醇乎(じゅんこ)たる日本詩人を見るのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...吾人の性情を瞬刻に陶冶(とうや)して醇乎(じゅんこ)として醇なる詩境に入らしむるのは自然である...
夏目漱石 「草枕」
...(二月十五日)元義の歌は醇乎(じゅんこ)たる万葉調なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...かかる素朴な醇乎(じゅんこ)たる美を生んでいる大きな基礎だということを...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...こういう所が何か醇乎たるものが...
柳宗悦 「多々良の雑器」
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