...ビールの酔い心地を増すために...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...葉子は倉地の言葉を酒のように酔い心地(ごこち)にのみ込みながら「あなただけにそうはさせておきませんよ...
有島武郎 「或る女」
...頭のしびれるような酔い心地を物うく思い出していた...
梅崎春生 「風宴」
...酔い心地のよい上等品を作る...
太宰治 「母」
...今がちょうど唄いごろの酔い心地であるらしく...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...そのおかげでうっとり酔い心地になってしまった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...ぐったりと酔い心地なのだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...それで少し酔い心地からさめた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はぼんやりした酔い心地の幸福に浸っていた……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...誰もみな酔い心地でいました...
豊島与志雄 「渡舟場」
...人は穏やかな酔い心地になる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...酔い心地も、まず申し分がない...
中谷宇吉郎 「貝鍋の歌」
...その酔い心地を解しない者が闘牛場に行くのは...
野上豊一郎 「闘牛」
...口惜(くや)しさと酔い心地とが一緒になって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...酔い心地に聞いて居ります...
野村胡堂 「天才兄妹」
...何ともいえない気持のいい浮き浮きした酒の酔い心地が...
夢野久作 「斜坑」
...酔い心地にもなれないのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...陶然とした酔い心地を経験していたのであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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