...一つの酒杯で乾杯しよう...
...その酒杯には細かな模様が刻まれている...
...シャンパングラスと酒杯、どちらがお好みですか?...
...酒杯を持つ手が震えている...
...彼女は酒杯に口をつけると、微笑んでうなづいた...
...前の女はぐっと酒杯(さかずき)を乾してから...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」
...』『じつに恐るべき独断だ!』独逸(ドイツ)人は卓子(テーブル)を叩いて酒杯(グラス)にシミイを踊らせた...
谷譲次 「踊る地平線」
...癇癪(かんしゃく)持ちの通武はいつも怏々(おうおう)として不平を酒杯(さけ)に漏らしつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...ぶるぶる震える手で酒杯を持ち...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...そして、張一滄はそこの椅子にどっかり腰をおろして、酒杯を手にし、朱文はその前に恭しくつっ立ったまま、時々一滄の杯に酒を酌しながら、何をいわれても安らかな微笑を顔に湛えていたのであります...
豊島与志雄 「立札」
...足高の酒杯になみなみとつがれてる白と赤との葡萄酒が...
豊島与志雄 「道化役」
...酒杯に入れて乾杯したというのです...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...知らず識らず酒杯の方へ引きつけられていった...
豊島与志雄 「反抗」
...竜之助は再び酒杯(さかずき)を手に取ろうとはせず...
中里介山 「大菩薩峠」
...危うく酒杯を取落そうとして見ていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...六角の洋酒杯のような形になるのであるが...
中谷宇吉郎 「雪」
...寧ろ平静に酒杯をあげる己ではなかつたか...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...誰かが高く酒杯を差上げて...
牧逸馬 「運命のSOS」
...酒杯が出て夜がおもしろくなったころに「求子(もとめこ)」が舞われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...酒杯(さかずき)を持ち...
吉川英治 「三国志」
...酒杯(さかずき)を出されても...
吉川英治 「三国志」
...『おっと……酒杯(さかずき)の酒がゆれると思うたら……なんじゃ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...酒杯の中に沈んで行った...
吉行エイスケ 「飛行機から墜ちるまで」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??