...配達夫さん、荷物を届けてくれてありがとうございます...
...配達夫に荷物を預けて、明日になったら届くように手配した...
...今日は天気が悪いから、配達夫さんには大変な思いをしてもらったかもしれない...
...配達夫として働くには、体力と運転技術が必要だ...
...配達夫も大変な仕事だけど、受け取る側も荷物の受け取り場所を細かく設定しないといけない...
...」「職業は?」「つひ二三日前までは郵便配達夫をしてゐました...
芥川龍之介 「河童」
...時ちゃん―少年の配達夫―の事ですが...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...」配達夫は、御用聞の小僧のやうな熟(ま)せた口調で、勢よく云つた後、逃げ出すやうに垣つゞきの路を馳(か)けて行つた...
犬養健 「姉弟と新聞配達」
...郵便配達夫は何の疑いもなく郵便物を私に手渡して呉れます...
海野十三 「三角形の恐怖」
...だからあの小包を持って来た郵便局の配達夫というのは...
海野十三 「蠅男」
...じっとり汗に濡れた老配達夫の皺の多い横顔を見ながら...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...不思議な帽子をかぶった郵便配達夫が...
谷譲次 「踊る地平線」
...小野は三吉より三つ年上で、郵便配達夫、煙草(たばこ)職工、中年から文選工になった男で、小学三年までで、図書館で独学し、大正七年の米暴動の年に、津田や三吉をひきいて「熊本文芸思想青年会」を独自に起した、地方には珍らしい人物であった...
徳永直 「白い道」
...一番に配達夫等が郵便局の中に其処から立ち去った...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...然るに当日午後の四時を期して上野停車場の待合室に集るものを見れば会長巌谷小波(いわやさざなみ)先生を始めとして十四、五人の会員一人として罰金を出すものなくいづれも車夫(しゃふ)、牛乳配達夫、職人、行商人等に身をやつしたり...
永井荷風 「桑中喜語」
...牛乳配達夫のような足袋跣足(はだし)にメリヤスの襯衣(シャツ)を着て手拭で鉢巻をした男が四五人堀端の方へと路地をかけ抜けて行った...
永井荷風 「花火」
...新聞の配達夫をしたり...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...これは真理だ」そこへ、郵便配達夫が、封筒を叮嚀(ていねい)に差し出した...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...さっき一寸外へ出てかえって来たところへ配達夫が何か四角くて白いもの入れて行くところだったので思わずにっこりして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「わーい!」配達夫叫んで...
三好十郎 「おスミの持参金」
...そは愛づるに足れり」郵便配達夫がやつてくる...
三好達治 「霾」
...配達夫のジャッコを車に載せて行き...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...見れば見知合の郵便配達夫で...
若山牧水 「樹木とその葉」
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