...前に引用した曲禮の語でも鄭玄は帝の字を天神と解してゐる...
内藤湖南 「易疑」
...雜卦の順序が序卦と異なることに就いては、晉の干寶などからして已に注意せられ、又其の末尾の大過顛也以下數句が錯簡であるらしいとは、鄭玄、朱子なども注意した所であるが、しかし朱子は其の協韻の方から考へると錯簡らしくもないと言つて居り、蔡氏は協韻に差支へないやうに錯簡を改正して居るが、此の改定によつても、全體の順序が序卦と異なることは疑はれない...
内藤湖南 「易疑」
...鄭玄なども經書を注する時に...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...鄭玄の注の中に見いだされる東洋の古い美学には...
中井正一 「カットの文法」
...しかるにこれについて鄭玄の礼記註疏に...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...鄭は鄭玄(ちやうげん)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それゆゑ大宝元年の学令に、「凡教授正業、周易鄭玄王弼注、尚書孔安国鄭玄注、三礼毛詩鄭玄注、左伝服虔注、孝経孔安国鄭玄注、論語鄭玄何晏注」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...いちどその高士(こうし)鄭玄(ていげん)をお訪ねなされては如何かと?」「書画琴棋の慰みなどは...
吉川英治 「三国志」
...――高士鄭玄(ていげん)と...
吉川英治 「三国志」
...「親しく鄭玄(ていげん)にお会いあって...
吉川英治 「三国志」
...鄭玄が書簡をかけば...
吉川英治 「三国志」
...そこを鄭玄(ていげん)にとりなしてもらうのです...
吉川英治 「三国志」
...高士鄭玄の門をたたいた...
吉川英治 「三国志」
...「これでよいかの」鄭玄は自分の文を詩のように吟誦(ぎんしょう)してから封をした...
吉川英治 「三国志」
...鄭玄の手紙を見てから...
吉川英治 「三国志」
...賢士鄭玄(ていげん)さえ...
吉川英治 「三国志」
...鄭玄は一世の賢士である...
吉川英治 「三国志」
...鄭玄(じょうげん)...
和辻哲郎 「孔子」
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