...』とそれはそれは鄭重(ていちょう)な御挨拶(ごあいさつ)でございました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...鄭重(ていちょう)に取り扱いましょう...
太宰治 「女の決闘」
...もう一度鄭重(ていちょう)に言った...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...鄭芝竜(ていしりょう)(正保二年)は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...大分鄭樵の議論の影響を受けたことが分り...
内藤湖南 「支那目録學」
...夏姫を鄭に帰した...
中島敦 「妖氛録」
...私は父の枕元に坐って鄭寧(ていねい)にそれを読んだ...
夏目漱石 「こころ」
...鄭(てい)の君がその臣蔡仲(さいちゅう)の専横を憎んで...
穂積陳重 「法窓夜話」
...数名の士官と卓を囲んで鄭重な接待...
山本笑月 「明治世相百話」
...満鉄は満蒙の将来の開発のため、猶此外に、鄭家屯、鳳凰城、得利寺、海竜城、黒山屯、長春、遼陽、鉄嶺、湯崗子等に農場試験地や牧場等を経営してゐるが、此地のが最も大きな規模を備へてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...』兄が此様(このやう)に念(ねん)を押(お)し辞(ことば)を鄭寧にして物(もの)を頼んだ事は無いので...
與謝野寛 「蓬生」
...鄭度の策を否決した...
吉川英治 「三国志」
...蜀の大軍は、すでに南鄭、中(ろうちゅう)、褒州の地方にまで浸透して来て、宣撫や治安にまで取りかかり、遺漏のない完勝ぶりを示していた...
吉川英治 「三国志」
...鄭文はその首を掻っ切ってふたたび孔明の前へ戻ってきた...
吉川英治 「三国志」
...「鄭文の首を斬れ」と左右の武士へ命じた...
吉川英治 「三国志」
...時服(じふく)、黄金など与えて、鄭重に、領外へ送り出すがよい」「は...
吉川英治 「新書太閤記」
...飽くまで光秀の母として鄭重(ていちょう)に取り扱い...
吉川英治 「新書太閤記」
...鄭の反抗はそれきりだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
ランダム例文:
小腕 頭の先から足の先まで 片上
便利!手書き漢字入力検索