...酔うて錯(あやま)り斬る鄭賢弟(ていけんてい)...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...なおドクトルが夜の動物園で何をしていたのかを鄭重(ていちょう)に質問した...
海野十三 「蠅男」
...その男は鄭寧(ていねい)にお辞儀をした...
薄田泣菫 「茶話」
...鄭樵の通志は劣ると言はれてゐるのであるが...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...白い半紙の上へ鄭寧(ていねい)に重ねて...
夏目漱石 「こころ」
...鄭寧(ていねい)に頭を下げた...
夏目漱石 「道草」
...上部(うわべ)は大変鄭寧(ていねい)で...
夏目漱石 「明暗」
...とにかく学者を鄭重にすることをせねばならぬ...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...概して鄭重にはしない...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...言語を鄭重(ていちょう)にしたり温和にすれば...
新渡戸稲造 「自警録」
...明日いよいよ戦いとなって九子青を目的に鄭を射殺し皆竜と化(な)ったとある...
南方熊楠 「十二支考」
...孔伝が鄭注(ちやうちゆう)と並び行はれた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ただ辞句(じく)鄭重に四年まえに結んだ和睦のことに言及して...
吉川英治 「上杉謙信」
...すこぶる鄭重に客舎へ案内した...
吉川英治 「三国志」
...張衛のあとを追って南鄭関(なんていかん)へと逃げのびて行ったが...
吉川英治 「三国志」
...もう南鄭(なんてい)も落城し...
吉川英治 「三国志」
...あらかじめ予報されていたものとみえ、玄以の数正を迎えることは、鄭重を極めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...白面郎の鄭天寿(ていてんじゅ)だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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