...郵税先払(さきばら)いで送られたものである...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...添へてやる手紙の郵税が無かつた...
石川啄木 「足跡」
...新聞は郵税を入れて五十錢...
石川啄木 「葉書」
...新聞は郵税を入れて五十銭...
石川啄木 「葉書」
...郵税(ゆうぜい)二ペンスの不足(ふそく)となっている...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...郵税として三銭切手を貼るべきか...
海野十三 「白銅貨の効用」
...幾らか郵税を倹約(しまつ)したい考へから...
薄田泣菫 「茶話」
...「そんなに郵税が節倹(しまつ)したかつたら...
薄田泣菫 「茶話」
...郵税だけは此方(こつち)持ちにするから...
薄田泣菫 「茶話」
...すると郵税収入がうんと減つて来たので...
薄田泣菫 「茶話」
...郵税をはらう値打ちのある手紙は生まれおちてから一...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...学校に樹明君を訪ねて郵税を借りる...
種田山頭火 「其中日記」
...そうして政府に何千万円の郵税を献納するか...
寺田寅彦 「年賀状」
...二三日前にも見本を地方へ送る郵税が...
徳田秋聲 「和解」
...北海道の母に届(とど)く可く郵税(ゆうぜい)一切(いっさい)払(はら)って置いた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...またその郵税に懐(ふところ)をいためた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...倍の郵税を二度ほど払わせられた...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...郵税などは毎号の事とてなかなかその負担が軽くないのです...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
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