...寧ろ自分の意氣込みの一部面を指摘せられたやうで氣持ちがいいのだが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...生活のどの部面でも公定価格にまですべての粗悪な品物が吊りあげられ...
徳田秋声 「縮図」
...即ち一般に意識のかの三つの部面の全体を支配する処の論理にまでも...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...人間が自然に対して能動的に直接働きかける社会部面は...
戸坂潤 「科学論」
...航空・造兵・火薬と云った特殊な生産技術・軍需工業に直接関係している部面で...
戸坂潤 「技術の哲学」
...極めて生産的な予算部面ではないか...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...又それだけ独自な文化圏とも云うべき社会部面だということは云うまでもないが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...弁証法的唯物論と呼ばれる科学的世界観の一部面に他ならないのだから...
戸坂潤 「思想としての文学」
...社会の最も独自性に乏しいと考えられる部面である文化領域に向って...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...この自由主義部面はすでに多くの人が之を注目している...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...――併しとに角この文化的自由主義という自由主義の部面は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...処がこの一部面一部分が独立を宣言し...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...殊に文化部面に於てそうであることは云うまでもあるまい...
豊島与志雄 「中支生活者」
...最も悪いところの部面が...
中里介山 「大菩薩峠」
...年とともに激増してゆく貨物の運輸という部面では...
服部之総 「黒船前後」
...あらゆる部面からのルポルタージュとして再生して来るのではないかと思って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もっといろいろの部面へ向って拡げられ深められて行かなければならぬと思います...
三好十郎 「恐怖の季節」
...血をながす以外のあらゆる部面では...
吉川英治 「黒田如水」
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