...部屋頭(へやがしら)というようなものがあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...妙な騒ぎがあったそうだの」部屋頭が...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...部屋頭は、手拭いで鼻の頭をこすりながら、「そんな経緯(いきさつ)は知らねえもんですから、腹立ちまぎれにドジだの腰ぬけだのと言いましたが、そういうわけなら、そんなひでえことを言うんじゃなかった」「聞く通り、いかにもあわれな話だでの、なんとかして助けてやりたいと思っているんだが……」「へい、へい」「それについて、どうでも手を借りなけりゃならねえことがあるのだが、どうだ、貸してくれるか」部屋頭は、臀(いしき)を浮かせて、「貸すも貸さねえもありゃしません...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...一ツ橋御門まで行ってもらいたいんだ」部屋頭は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ものの四半刻も遅れてから追いかけて果して駕籠に追いつけるものかどうか……」部屋頭は膝をうって...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……為と寅、部屋頭、この三人だけでたくさんだ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...しっかりやってくれ」と言って、部屋頭に、「お前に、この袂時計をあずけておくから、キッチリ四十ミニュートで一ツ橋にかかるように頼むぞ」「合点でございます」「こう見えても、駈けるほうじゃめったに人にはひけは取らねえ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...部屋頭がつきそって...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...橋のたもとへ駕籠をおろして寅と為と部屋頭の三人が待っている...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...どうだった……ここで何分ぐらい待った」部屋頭は首を振って...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そしていちいち部屋頭(がしら)のお手判だの...
吉川英治 「新書太閤記」
...いちいち部屋頭(がしら)の御判なども要らぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
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