...何だか訳の分らない細工物(さいくもの)や部分品が...
海野十三 「少年探偵長」
...部分品を作って数を揃えたはいいが...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...精密な部分品が、さまざまの実験を経(へ)て一つ又一つと組立てられていった...
海野十三 「赤外線男」
...ここにABCDEなる五つの部分品があったとする...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...部分品の取り付けに余念もない...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...こういうふうにしてできあがった部分品を今度は組み立てて行く「総合」「取り付け」の仕事がこれからようやく始まる...
寺田寅彦 「映画芸術」
...昔の交通機関としての山駕籠(やまかご)という機械の部分品と考えるべきものであろう...
寺田寅彦 「ステッキ」
...だが行為という哲学的部分品を通らなければ科学的精神が歴史的精神であることが明らかにならぬとは考えない...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...生産費に較べて著しく運賃の安い精密機械の部分品製造などが...
戸坂潤 「読書法」
...精密機械の部分品は...
戸坂潤 「読書法」
...部分品や修繕に中々金がかかるのと正式運転手を一人やとい入れるのとではかなりの大負担になる...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...あとは実験室の片隅で鑢(やすり)がけや盤陀(はんだ)付けで小さい実験装置の部分品を作ったり...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...器械が故障を起した場合の部分品から修理道具までも持っで行かねばならない...
中谷宇吉郎 「冬ごもり」
...あらゆる部分品を組立てる...
宮本百合子 「キュリー夫人」
...Tが広島へ部分品を買いにゆくついでに何とかして様子をきいて来るとのことです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...Tというひとが広島へ部分品を買いにきのう行ってよって見たがやはり様子は不明...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...部分品の工作となると...
三好十郎 「その人を知らず」
...お人好しの部分品ばかり集めてこねあげたものだ...
山本周五郎 「季節のない街」
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