...僕はこのアルントを郁文堂(いくぶんだう)に売り金六円にかへたるを記憶す...
芥川龍之介 「その頃の赤門生活」
...「今朝(けさ)郁文堂(いくぶんどう)で野村さんに会ったら...
芥川龍之介 「路上」
...君は?」「僕は今朝(けさ)郁文堂(いくぶんどう)で大井(おおい)君に言伝(ことづ)てを頼んだら何でも買ってくれと云うので...
芥川龍之介 「路上」
...正門を出るとまっすぐに電車通りを隔てている郁文堂(いくぶんどう)の店へ行った...
芥川龍之介 「路上」
...二三日前に郁文堂(いくぶんどう)であの土耳其帽(トルコぼう)の藤沢(ふじさわ)が話して聞かせた...
芥川龍之介 「路上」
...私の翻訳中のテキスト――即ち英訳の“Man of Genius”を本郷の郁文堂に預けて落語を聴きに行ったことがあった...
辻潤 「ふもれすく」
...郁文館中学の左隣りで...
直木三十五 「死までを語る」
...南山堂も郁文堂もモクロクは出していません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...郁文などききましたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...郁文館中学に通う途上のことであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...前に記した郁文館中学に通う往復の途上で短冊を買い集めたという...
柳田国男 「故郷七十年」
...郁文館も証明できず...
柳田国男 「故郷七十年」
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