...邪魔者は入ってくるな!(不要な人に対して)...
...彼女には邪魔者をされながら勉強した...
...邪魔者が出ないか確認した後、閉店作業を始めた...
...邪魔者にならないように静かに移動しよう...
...仕事に集中するため、邪魔者を排除した...
...自分と自分との間にのそのそと遠慮もなく大股(おおまた)ではいり込んで来る邪魔者でも避けるように...
有島武郎 「或る女」
...木村という大きな邪魔者を目の前に据(す)えておきながら...
有島武郎 「或る女」
...この邪魔者の長居しているのがいまいましいので...
有島武郎 「カインの末裔」
...彼等の偏狭なる清教徒的空想は男子を女性の惑乱者或は邪魔者と見做して彼等の情緒生活外に放逐した...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「婦人解放の悲劇」
...邪魔者あつかいにされているらしく...
梅崎春生 「桜島」
...派閥の争いが彼を邪魔者として葬ろうとする陰謀を生んでいたようだ...
高見順 「いやな感じ」
...この新しい侵入者から邪魔者扱いされることになって...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...芸術にたいしてさほど専横な邪魔者でもないと考えた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...二度までも邪魔者を殺させ...
野村胡堂 「古城の真昼」
...妙にお玉を邪魔者にして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...外から犯人(ほし)を挙げるつもりだったんで」八五郎は邪魔者扱いにされた腹癒せに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金五郎を邪魔者あつかいにしている嫂のスギなどは...
火野葦平 「花と龍」
...東洋の邪魔者日本に挑戦すべく...
夢野久作 「暗黒公使」
...李も久慈と視線を合す度びに視界に一点邪魔者がいるという顔つきで...
横光利一 「旅愁」
...大きな邪魔者はまず取り除かれ...
吉川英治 「黒田如水」
...雨龍太郎は邪魔者が入ったのでにわかに顔の傷が痛み出したのと...
吉川英治 「剣難女難」
...この測らざる邪魔者に舌打ち鳴らしながら...
吉川英治 「三国志」
...わるくしたら行くすえ邪魔者の楊雄(ようゆう)に一服毒を盛らないものでもない...
吉川英治 「新・水滸伝」
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