...宿題をするときに、邪魔物があると集中できない...
...部屋の中に邪魔物があると、掃除がしにくい...
...飲み会で、邪魔物がいたら雰囲気が悪くなる...
...プログラミングをしているときに、邪魔物のせいでエラーが出ることがある...
...歩いていたら、邪魔物につまづいて転んでしまった...
...ひょっとすると邪魔物扱いにされてあの老人は殺されてしまうかもしれない...
有島武郎 「或る女」
...少なくとも園がこの家で邪魔物あつかいにされていないのを知るのは彼にとっても限りなく快いことだった...
有島武郎 「星座」
...そして其の膨脹を妨げる邪魔物をとりのけようとして...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...そしてその邪魔物が俄に取り除けられて...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...水が落ちるとあとには邪魔物がなくなったひろびろした岸辺がのこる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...君はわしとわしの運命とのあいだに多寡(たか)が氷ぐらいの邪魔物があるからといって...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...その邪魔物を取りのぞくのだが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...拳固をかためてこっぴどく邪魔物の壁を叩きつけるか...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...その邪魔物を取りはずすために上に登ろうとした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どうしていいかわからぬくらいの邪魔物でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...かえってわが天真の流露を妨げる邪魔物になった...
夏目漱石 「道草」
...ふか/″\と外套に包まれてはゐましたが――序(ついで)ながら外套なんてものは暑い六月の夕方には必要のない邪魔物です――女が馬車の踏段から身輕に飛び下りたときに着物の裾からのぞかせた小さな足を見て...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...十九この頃(ころ)からなんだかある邪魔物が二人の中に這入(はい)ったような工合(ぐあい)になった...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...「こんな邪魔物は要らんやろが...
横光利一 「南北」
...邪魔物もなく降り注ぐ光りでますます矢代は幸福を感じた...
横光利一 「旅愁」
...あれからの吉左右(きっそう)はどうしたんだ」「飛んでもねえ邪魔物がいて...
吉川英治 「江戸三国志」
...邪魔物(じゃまもの)のない頭の上からねらいうちするのだからたまらない...
吉川英治 「神州天馬侠」
...去年、普請(ふしん)したばかりの、木の香の新しさも、金銀のちりばめも、調度の美も、何もかも、今はすべてが、邪魔物、足手まといの物としか、誰の目にも映らなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索