...人の意見を邪険に扱うな...
...言葉遣いが邪険だと相手に不快感を与える...
...部下の意見を邪険にしないリーダーが信頼される...
...邪険な態度をとると人間関係が悪化する...
...先輩に邪険な態度を取られて、何か悪いことでもしたかとヒヤヒヤする...
...お祖母(ばあ)さんもここにいるの」「そうだ」予は思わずそう邪険(じゃけん)にいって帰途につく...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...龍子はその黄色い痩せた噛みつきさうな邪険な顔を見ると忽ち不快な感じに襲はれた...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...平常(ふだん)から邪険な...
大阪圭吉 「死の快走船」
...むっつりした邪険な...
大阪圭吉 「死の快走船」
...どんなにでもその子を邪険に扱うんだからな...
太宰治 「新釈諸国噺」
...邪険な声をだして...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...武助さんは邪険にぐらぐらと船を揺すぶつた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...邪険な仕方でキャラコさんの手をふり切って...
久生十蘭 「キャラコさん」
...アーノット記者が病的なほどの自己中心や自尊心からエルシを邪険に扱い...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...今では袖をひいた伜を邪険に突きとばし...
本庄陸男 「石狩川」
...この頃ンなって急に俺を邪険にし出しやがら」そうなると今松のほうも...
正岡容 「寄席」
...幸い美人だから邪険にされなくてまあまあです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あたしの云うことにさからってるじゃないの」「これがさからってることでしょうか」「頼むからそんな声を出さないで」おしのはできるだけ邪険に云った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...と邪険にいうのであった...
山本周五郎 「年の瀬の音」
...「うるさいね!」と邪険に喚きたてる...
山本周五郎 「留さんとその女」
...勘弁して下さい」「それにしてもずいぶん邪険になさるわ」「まったく済みません」「これで拭いて下さいまし...
山本周五郎 「風流太平記」
...「まえには邪険で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...邪険にしたり辛く当るので...
吉川英治 「親鸞」
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