...邪道な考え方を持つ人は多い...
...これは邪道だと思う...
...彼の行動は邪道だと非難された...
...邪道から離れることが大切だ...
...邪道に走ると後悔することになる...
...批評外ともいうべき邪道であった...
石川欣一 「山を思う」
...邪道だ...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...邪道、と言つていいかも知れない...
太宰治 「お伽草紙」
...果して芸術の正道であるか邪道であるか...
太宰治 「女の決闘」
...二三年してようやく邪道におちた...
太宰治 「ロマネスク」
...しかしその半面の随伴現象としていわゆる骨董趣味を邪道視し極端に排斥し...
寺田寅彦 「科学上の骨董趣味と温故知新」
...余計な尾鰭は原則として邪道の因である...
戸坂潤 「読書法」
...又江戸以来勃興した戯作といふ日本語の写実文学の感化が邪道に陥つた末世(まつせ)の漢文家を侵した一例と見ても差支へがないからである...
永井荷風 「虫干」
...それとてもそれは近時一般に考へられてゐる程数多くあるのは邪道である...
中原中也 「芸術論覚え書」
...邪道であったかもしれない...
中谷宇吉郎 「二つの序文」
...一種言いようも無い邪道に踏み込んでしまったのです...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...せめて邪道でも何んでも...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...まだ肩あげがあつて桃われが善く似あふと人がいつた位の無垢清浄玉の如きみイちやんを邪道に引き入れた悪魔は僕だ...
正岡子規 「墓」
...かような邪道が盛んになるということも末法時の悲しさである...
三木清 「親鸞」
...鼻の表現法の邪道なるものは...
夢野久作 「鼻の表現」
...邪道にまどわすかっ」孫策が...
吉川英治 「三国志」
...日本画家が写生画を描くこともまた必ずしも邪道でない...
和辻哲郎 「院展遠望」
...それらはむしろ法に努むるものにとっての邪道である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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