...彼は常に正邪曲直を問わず正しい行動をする人物だ...
...この事件で、警察は正邪曲直に関係なく、証拠を集めている...
...彼女は正邪曲直に厳しい態度を取る性格で、嘘をつく人とは付き合わない...
...この小説の中の登場人物は、正邪曲直に囚われない生き方をしている...
...人間関係で大切なのは、正邪曲直をもって行動することだ...
...その所有物(もちもの)は地に蔓延(ひろが)らず……邪曲(よこしま)なる者の宗族(やから)は零落(おちぶ)れ...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...正邪曲直いずれを博士の上にスタンプすべきかに悩むところが甚(はなは)だしかった...
海野十三 「地球盗難」
...この裏面には継母の邪曲(よこしま)も潜むのであった...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...女は不実にして邪曲である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...けれどもその頼りがないといふのはないといふ方が邪曲なのだとは知つてゐる...
中原中也 「小詩論」
...それでゐて私自身頼りがなく思ふのだから私は邪曲だ...
中原中也 「小詩論」
...正邪曲直なんてむずかしい問題は別として...
夏目漱石 「三四郎」
...却つてこれを音痴的に邪曲惡化するものである...
萩原朔太郎 「ローマ字論者への質疑」
...此輩畢竟不法不理ナル慣習ノ下ニ於テ其奸邪曲策ヲ弄セントスル者ノミ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...(ウェルギリウス)我らの罪ふかき狂暴によりて正邪曲直混同せられたれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...全日本人の生活の一表現である政治を党人と称する彼ら少数の階級の利福の具に供して暴横邪曲を恥とせぬ国民の寄生虫であると思っている...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
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