...以上の理由はたして相違なくんばわが邦は実に天然の商業国たるの境遇を有するものといわざるべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...我邦(わがくに)蘭書を講ずるもの漸(ようや)く増加し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...永遠の連邦国たる北アメリカという例もある...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...プロシアやドイツ連邦やまっ裸の軍神を引き連れて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...多ク我邦ニ舶来ス可キ理無キヲ熟考セヨ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...故に西洋の法律学が本邦に渡って来たときに...
穂積陳重 「法窓夜話」
...まことによろこばしく存じあげます」「おお」邦夷は目を見はった...
本庄陸男 「石狩川」
...他の一種は外国語にある音にして我邦になき者を書きあらはし得る新字なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...わが邦にも古く伏兎という菓子あり...
南方熊楠 「十二支考」
...わが邦で獲た二足の蛇の図を出せるも...
南方熊楠 「十二支考」
...本邦でも異邦でも蛇が往来稀(まれ)ならぬ官道に夏日臥して動かぬ事がある...
南方熊楠 「十二支考」
...わが邦にも『小栗判官(おぐりはんがん)』の戯曲(じょうるり)(『新群書類従』五)に...
南方熊楠 「十二支考」
...わが邦で賢母の模範のようにいう曾我の老母も...
南方熊楠 「十二支考」
...わが邦の老懸は支那のから転化して冠とともにわが邦で発達したので...
南方熊楠 「十二支考」
...わが邦の亥の子餅ももと猪を農の神として崇めた余風で...
南方熊楠 「十二支考」
...わが邦が手軽く神社によって何の費用なしに従来珍草奇木異様の諸生物を保存し来たれるを羨むものなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...須川邦彦氏も、同じような光り物を数回目撃した...
武者金吉 「地震なまず」
...是と我邦の今いう「にひなめ」とが...
柳田国男 「海上の道」
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