「邦」の意味
国
小説での「邦」の使い方
...明治三十一年に我輩は東邦協会に於て一場の演説を試みた...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...天日の光と照らんあさぼらけ人の心に恨なく邦の間に怒なく我世の上にあらびなく...
土井晩翠 「天地有情」
...さらに一歩を転じてわが邦将来の経綸を定めんと欲すればなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...世人あるいは美術のわが邦に進歩したるを見てわが邦の光栄となすものあり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...まずソヴェート連邦に於ける最近の哲学(唯物弁証法)の事情を見よう...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...こんなことなんですが」と邦文タイプで打った文書をよこした...
久生十蘭 「ノア」
...白耳義のスパや瑞西(スイス)のヴェーヴェなどで邦子を見かけたというひとが二...
久生十蘭 「ユモレスク」
...これがそもそも我邦の法学者が二派に分れる端緒である...
穂積陳重 「法窓夜話」
...邦夷はそこに、先程からの同じ姿勢で坐っていた...
本庄陸男 「石狩川」
...我邦のスミレ類は一百の種(スペシース)をズット突破している...
牧野富太郎 「植物記」
...在留邦人の間で、ひとのことをなんだかんだといい出すのです...
三浦環 「お蝶夫人」
...わが邦でも昔は兎を八竅(きょう)と見た物か...
南方熊楠 「十二支考」
...わが邦の「かちかち山」の話も兎の智計能く狸を滅ぼした事を述べ...
南方熊楠 「十二支考」
...盛邦、近年神道を興すとて瑣末な柏手(かしわで)の打ち様や歩き振りを神職養成と称して教えこみ、実は所得税を多く取らんために神職を増加し、その俸給を増さしめ、売れ行きの悪い公債証書を売りつけんために無理早速に神社基本金を積ましむる算段と思わる...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...あの事はどうなったね」付録米料理百種日本料理の部我邦(わがくに)の人は毎日お米を常食にしていますがその割合にお米の料理が進歩していません...
村井弦斎 「食道楽」
...然(しか)れども我邦(わがくに)にはいまだ研究道楽の流行なし...
村井弦斎 「食道楽」
...随ってこれを模倣したわが邦の漢文の歴史には名を諱んではおらぬ...
柳田國男 「名字の話」
...その夫らしい逞しい男の後ろから異邦人の間を...
吉田絃二郎 「八月の霧島」
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