...まがどりのやうな冠船が翼をひろげて那覇港内(なふわとうち)にしやんで居るうちは薩摩の殿にはあへまいわなあ...
濤音 「かめ」
...七月には琉球那覇港に上陸して...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...琉球那覇港へむかつた六月二十八日頃までではなからうか? 七月の初旬には「吉田東洋傳」の寺崎志齋日記にみえるごとく...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...那覇港よ その海民よ剽悍な気魄いまやなしああ美しい贈りものを!尾類(ヂユリ)が紅いどくを文身(ほり)こむだらうよ人魚の肌へ鮫を...
仲村渠 「沈め」
...那覇港が青い水平線をひろげると...
仲村渠 「詩と詩集」
...此月二十六日(七月二日)に那覇港を発して浦賀に向つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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