...然れども凡そ邑宰(いふさい)たる者は...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...日本の金権を掌握するところの大都名邑(めいゆう)の紳士豪商諸君が...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...さらに邑設郡役所...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...臨邑の仏哲に大音楽師として楽隊の長とならしめられた...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...ソリヤ便りきく』の名邑を去る一里余...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...直接に岡山縣邑久郡長島愛生園内小川正子女史宛送附され度しとの通知を...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...(一九三四年・ナウカ社版・四六判三二〇頁・部分訳)5 M・N・スミット著 堀江邑一訳『統計学と弁証法』スミット女史はソヴェート連邦に於ける統計界の実際家であるという...
戸坂潤 「読書法」
...都邑志・氏族志・方物志を新たに作るべきことを論じてゐる...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...曰ク小川屋(今東楼ニ改ム)曰ク吉田屋(後ニ滅却ス現在ノ吉田屋ハ自異ル)曰ク金邑屋(後ニ岩村楼ニ革メ又吉野屋ニ革ム)此ノ他局店(ツボネミセ)ハ曰ク三福長屋...
永井荷風 「上野」
...「十室の邑(ゆう)...
中島敦 「弟子」
...私のながく住んでゐる田舍の小都邑と...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...諸侯が全国に配置されて城下には市邑が発達し...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...「官軍七重浜及大野邑に進む...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかも異とすべきは単にそれが邑落(ゆうらく)を離れた平蕪(へいぶ)の地なる点のみで...
柳田國男 「地名の研究」
...やがてはその地の草を苅(か)り木を斫(き)り邑居を構えたのであろう...
柳田國男 「地名の研究」
...『小松邑誌』巻十三には伊予各郡の土居構五十三所を列記している...
柳田國男 「地名の研究」
...マメが邑里(ゆうり)の生活に何よりも大事なことは異存がない...
柳田国男 「年中行事覚書」
...牛車の龍駕(りゅうが)は安邑まで急いだ...
吉川英治 「三国志」
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