...更に還りまゐ上りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここにまづその御刀(みはかし)もちて、草を苅り撥(はら)ひ、その火打もちて火を打ち出で、向火(むかへび)を著けて六燒き退(そ)けて、還り出でまして、その國の造どもを皆切り滅し、すなはち火著けて、燒きたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...かれ更に還りて、多遲摩(たぢま)の國四に泊(は)てつ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここを以ちて宮に還り上ります時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...またお還りになつて天照らす大神に申されました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...そこでこの孃子を召して宮にお還りになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...かくて還り上られて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...然れども、愛しき我が那邇勢(ナニセ)の命、入り来ませる事、かしこければ、還りなんを、先ず具(ツバ)らかに黄泉神(ヨモツカミ)と相論(アゲツラ)わん、我をな見給いそ...
高木敏雄 「比較神話学」
...姉の由紀子とはそれっ切り元のうとうとしい関係に還り...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...尼還りのお通のところには...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...元の座に還りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ヤッパリ好きな道は断念出来ませんので間も無くこれまでの平静な心に還り...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...夫還りて改むれば起れる牛なり...
南方熊楠 「十二支考」
...僕の志を知って戴きたいのです」と漸く元気我に還りぬ...
村井弦斎 「食道楽」
...五月十一日に家茂が京都に還り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...藤の花房ある手頃の一枝を採り還り家の仏壇に供う...
柳田国男 「年中行事覚書」
...長島城へお還りあるがよい...
吉川英治 「新書太閤記」
...お還りを見る日までは...
吉川英治 「新・水滸伝」
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