...然しながら彼等は勇往邁進し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それは高邁のことを言つてゐるのでは無い...
太宰治 「義務」
...明日からは高邁(こうまい)な精神と新鮮な希望を持って前進だ...
太宰治 「正義と微笑」
...自信を以(もっ)て邁進(まいしん)しよう...
太宰治 「正義と微笑」
...頗(すこぶ)る、高邁でない...
太宰治 「女人創造」
...譯文は、豪邁である...
太宰治 「ラロシフコー」
...空想・示唆・誇張・象徴に於て極めて大胆で高邁な自由をもつ文学的表象の翼を...
戸坂潤 「思想としての文学」
...其四 彼れの人格記者が彼れに於て見たる人格には、胆識雄邁、覇気人を圧する大隈伯の英姿なく、聡敏濶達、才情円熟なる伊藤侯の風神なく、其の清孤峭にして、儀容の端※なる、其の弁論の直截明晰にして而も謹厳なる、自ら是れ義人若くは愛国者の典型なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...従来の徳育法及び現今とても教育上では好んで義務を果す敢為邁往(かんいまいおう)の気象(きしょう)を奨励するようですがこれは道徳上の話で道徳上しかなくてはならぬもしくはしかする方が社会の幸福だと云うまでで...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...飽(あく)までも所信(しよしん)に邁進(まいしん)する堂(どう)々たる論客(きやく)なきを思(おも)ふ時...
南部修太郎 「文壇球突物語」
...詩の本質とすべき高邁(こうまい)性や浪漫性を自己虐殺し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...この英邁(えいまい)な資性にもかかわらずですね――僕は『かかわらず』と言うのですよ――この男は完全に無瑕瑾(むきず)というわけじゃない...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...7370敢為邁往の気象で身方の利を謀ったのは...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...将軍はやはり稀世の英邁(えいまい)でいらっしゃる...
吉川英治 「三国志」
...主人孫権はまれに見る英邁篤実(えいまいとくじつ)のお方で...
吉川英治 「三国志」
...しきりに新帝の英邁(えいまい)を沙汰するのも...
吉川英治 「私本太平記」
...わけて豪邁(ごうまい)なる後醍醐のきみ...
吉川英治 「私本太平記」
...一角の突破に邁進(まいしん)して来れば...
吉川英治 「新書太閤記」
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