...2.お前の中にある善なるものと高邁なものの全てが沒落した...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...高邁(こうまい)の理想のために...
太宰治 「デカダン抗議」
...高邁(こうまい)だの...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...衆人かくて豪邁の將メネラオスいたはれる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼が平生(へいぜい)蓄積したる(こうそう)邁往(まいおう)の気...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その高邁な文学精神と創作実践に於ける取材対象と...
豊島与志雄 「或る夜の武田麟太郎」
...高邁な念からばかりでなしに...
豊島与志雄 「バラック居住者への言葉」
...あらゆる事に勇往邁進する男...
中島敦 「かめれおん日記」
...以て天智天皇の剛邁果敢の英主なりしを想見すべしいにしへの近江縣は湖濶く稻の秀國うつそみもよきうつゆふのさき國大和すみ棄てゝうべ知らしけむ志賀の宮どころ滋賀つのや秋田もゆたに湖隔つ田上山はあやにうらぐはし弘文天皇山陵白妙のいさごもきよき山陵は花木犀のかをる瑞垣志賀宮の舊蹟を見て此の山陵を拜すれば一種の感慨なき能はず世の中は成れば成らねばかにかくに成らねば悲し此の大君ろ卅日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...従来の徳育法及び現今とても教育上では好んで義務を果す敢為邁往(かんいまいおう)の気象(きしょう)を奨励するようですがこれは道徳上の話で道徳上しかなくてはならぬもしくはしかする方が社会の幸福だと云うまでで...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...進取邁進(まいしん)した彼女のあとにつづいたものは一人もない...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...の維持と促進とに邁進するであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...「そういう高邁な精神を持つようになったら...
久生十蘭 「黒い手帳」
...それと同じ興味と熱を以て政治的公生涯に邁進するに至つたのである...
平田禿木 「趣味としての読書」
...そして此恨事は偶(たま/\)以て朴斎の豪邁の資を証するに足るかも知れない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...将軍はやはり稀世の英邁(えいまい)でいらっしゃる...
吉川英治 「三国志」
...比類のない御英邁(ごえいまい)さを伺うにつけ...
吉川英治 「私本太平記」
...あのとおり豪邁(ごうまい)で...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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