...遼陽(りょうよう)の戦いに奮戦(ふんせん)したときのことです...
海野十三 「爬虫館事件」
...遼陽大会戦の舞台へ走って...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...私の仙台に来たころには遼陽(りょうよう)もろく陥落(かんらく)し...
太宰治 「惜別」
...森徳座という芝居小屋でも遼陽陥落万々歳というにわか仕立ての狂言を上場したりして...
太宰治 「惜別」
...まだ遼陽ではないと思っていた...
田山花袋 「一兵卒」
...敵は遼陽の手前で...
田山花袋 「一兵卒」
...敵は遼陽の一里手前で一支(ひとささ)えしているそうだ...
田山花袋 「一兵卒」
...第一軍はもう楡樹林子(ゆじゅりんし)を占領して遼陽から十里のところに行ってますし...
田山花袋 「田舎教師」
...「母(おっか)さん! 遼陽が取れた!」とさもさもうれしそうに言った...
田山花袋 「田舎教師」
...「今日は遼陽占領の祭りだね」と言って...
田山花袋 「田舎教師」
...女眞の豪族數千家を分けて遼陽の南方に置いた...
内藤湖南 「女眞種族の同源傳説」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...さすが遼陽(りょうよう)だの奉天だのと云う名前は覚えているが...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...また北(きた)の方(ほう)遼陽(りようよう)の北(きた)には石(いし)で大(おほ)きな室(しつ)をつくつた古墳(こふん)があつて...
濱田青陵 「博物館」
...これからまた遼陽(りょうよう)へ帰って...
森鴎外 「鼠坂」
...満鉄本線の遼陽駅に下りた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...手荷物だけを遼陽ホテルへ送つて置いて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...湯崗子土も草葉もほの白し広野のなかの温泉の路追ひきたり湯崗子にて友の詠む歌あはれなり柳絮の飛ぶ日湯崗子ホテルの前の木かげをも三たびとまでは踏まで別るる遼陽に宿る...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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