例文・使い方一覧でみる「遺家族」の意味
スポンサーリンク...葬儀の手続きひとつも出来ない遺家族を... 
梅崎春生 「狂い凧」
...入江新之助氏の遺家族は皆すこし変っているようである...
太宰治 「ろまん燈籠」
...冒頭に於（お）いて述べた入江新之助氏の遺家族から暗示を得たところの短篇小説であるというわけなのである...
太宰治 「ろまん燈籠」
...入江新之助氏の遺家族のスケッチに違いないのである...
太宰治 「ろまん燈籠」
...戰死した將校の遺家族にさへも...
林芙美子 「雪の町」
...「野崎さんの遺家族の方ですか...
久生十蘭 「ノア」
...胸に遺家族のマークをつけた若い女のひとなどが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...九段へ来た遺家族の人も大勢胸にリボンのしるしを下げて来ていました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...また身分のひくい足軽の遺家族といえ...
吉川英治 「上杉謙信」
...川中島で討死した人々のたくさんな遺家族を見た...
吉川英治 「上杉謙信」
...伽藍（がらん）の廊上階下に満ちている多くの遺家族たちを正視できなかった...
吉川英治 「上杉謙信」
...出征兵の留守遺家族の問題...
吉川英治 「折々の記」
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