...明応六年といえば彼の遯世(とんせい)に先だつこと二十年である...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...しかるに当時すでにかくのごとくであったとすれば彼の遯世の決して世間一様のものでないことが知らるべきで...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...すなわちまず海棠(かいどう)を羞殺(しゅうさい)して牡丹を遯世(とんせい)せしむる的の美婦と現じて...
南方熊楠 「十二支考」
...昔上杉憲実(うえすぎのりざね)遯世(とんせい)して遠竄(えんざん)せしを...
南方熊楠 「十二支考」
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