...換言すれば社会的連帯生活から遮断したる...
石川三四郎 「社会的分業論」
...今往時を切実に忍ぶことを遮つて居る...
石川啄木 「葬列」
...遮られずとも、他の奇なし...
大町桂月 「赤城山」
...庸三はあわてて両手でそれを遮(さえ)ぎりながら身をひいた...
徳田秋声 「仮装人物」
...なお漁村の児童が海浜に立ちて砂石を拾いもって潮流の進み来たるを遮(さえぎ)らんとするがごとし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ちゃんと承知していますわ!」とナーヂャはむっとして素早く遮った...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...」と達子は彼を遮った...
豊島与志雄 「野ざらし」
...此方の堤に柳あるは眺望を遮(さえぎ)りまた眼界を狭くするの嫌(きらい)あるが故にむしろなきに如(し)くはない...
永井荷風 「日和下駄」
...それを奪い取ろうとして遮二無二(しゃにむに)引き廻すと...
中里介山 「大菩薩峠」
...鋪装による水分遮断の為に凍上が起きず...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...先生は忽(たちま)ち手で私を遮(さえぎ)った...
夏目漱石 「こころ」
...地平線より外に遮るものもない...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...天日を蔽うてその光りと熱とを遮ぎり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...水戸家百年の安泰を謀るがために」「それを内膳から聞く要はない」頼胤はきっぱりと遮(さえぎ)った...
山本周五郎 「新潮記」
...貴方(あなた)がお帰りになればなにかわかるかと存じましたので」正四郎は手をあげて遮った...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...「某侯とは誰びとです」「名は云えない」「いや聞かせて下さい」と十左衛門は遮って云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...城中と外部との通路を遮断した...
吉川英治 「新書太閤記」
...暗い海やボハドル岬はまさしく新しい視界を遮っている関門であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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