...予(あらかじ)め存在したと云つた方が適当である...
芥川龍之介 「俳画展覧会を観て」
...適当であるとは言われない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...汝自身を知れという古代からの文句はこの意味に取るのがもっとも適当であると思う...
丘浅次郎 「人道の正体」
...土地の開拓とともにますます劇烈になるものとみなすのが適当である...
丘浅次郎 「人類の生存競争」
...崇敬しすることが適当であると思う...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...哀願に対する返事としては、この最後のものはもう異論なく、最も適当である...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...寧ろ動員体制と呼んだ方が適当であるかも知れない...
戸坂潤 「思想動員論」
...文化の嚮導者(きょうどうしゃ)としては不適当である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...灌漑水をとるには不適当である...
中谷宇吉郎 「捨てる文化」
...すなわちこの単純な経験において両面を区別しておく方が適当であると御納得(ごなっとく)の参るように...
夏目漱石 「創作家の態度」
...従って此等の余裕より生ずる材料は皆小説となって適当である...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...には不適当である...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...H・G・ウェルズの世界は探偵小説としては不適当である...
平林初之輔 「現下文壇と探偵小説」
...これを夜話の題とするには不適当である...
穂積陳重 「法窓夜話」
...この学名がもし前に書いた Wikstroemia sikokianaFranch.et Sav. であるガンピへ付けられてあったら極めて適当であるのだが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これを本書の後の方で考察する方が適当である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...三の考察を試みておくことが適当であると思う...
三木清 「語られざる哲学」
...それらが自分の生活に有用であるか適当であるかによって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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