...詩語としての適不適...
石川啄木 「弓町より」
...詩語としての適不適...
石川啄木 「弓町より」
...少しもその内容の適不適に及ぶ素養も...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...適不適の論じゃない...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...それが本当の適不適を示してくれる」と...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...一身の安全を計ることに在るのか? 身を捨てて義を成すことの中にはないのであろうか? 一人の人間の出処進退の適不適の方が...
中島敦 「弟子」
...父の適不適を問い訊(ただ)したら...
夏目漱石 「道草」
...「すべての動物は直覚的に事物の適不適を予知す」真理はすでに二つまで発明したが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...山の芋を枕元へ飾って寝るのはあまり例のない話しではあるがこの細君は煮物に使う三盆(さんぼん)を用箪笥(ようだんす)へ入れるくらい場所の適不適と云う観念に乏しい女であるから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...歌風に適不適があるのはやむを得ない...
信時潔 「歌詞とその曲」
...婚姻はもとより当人の意に従(したがっ)て適不適もあり...
福沢諭吉 「旧藩情」
...何となれば娘の時代にはまだ人を択り出すまでの経験と見識がありませんから最も老功なる人に択り出してもらうものと覚悟すべきです」第百八十三 適不適中川「しかし娘さんの中(うち)には両親の揃っていない人もありましょう...
村井弦斎 「食道楽」
...男女の間には性理上の適不適という事があります...
村井弦斎 「食道楽」
...こういう風に料理方も魚によって適不適がありますし...
村井弦斎 「食道楽」
...私はただ衣服の適不適ばかり考えていましたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それにはまた時機もあり持場の適不適もあるかと思うので...
柳田国男 「年中行事覚書」
...問題の適不適を考えて持って行くべきでしょうが...
若杉鳥子 「職業の苦痛」
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