例文・使い方一覧でみる「遣」の意味


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...健に金をる途はあるまいかと考へた事があつた...   健に金を遣る途はあるまいかと考へた事があつたの読み方
石川啄木 「足跡」

...ただし方が仇気(あどけ)ないから...   ただし遣方が仇気ないからの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...少しく甘い言葉いをした...   少しく甘い言葉遣いをしたの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...依つてまず八咫烏(やたがらす)をつて...   依つてまず八咫烏を遣つての読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」

...家出した兄を気っている妹から来た手紙などを...   家出した兄を気遣っている妹から来た手紙などをの読み方
徳田秋声 「爛」

...金ヲッタカラ困ッタ...   金ヲ遣ッタカラ困ッタの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...「八五郎なら不足はねえ筈だが、自惚(うぬぼ)れも腕つ節も、お小ひだつて、人に負けねえくらゐのたしなみはあるわけだが」平次は面白さうでした...   「八五郎なら不足はねえ筈だが、自惚れも腕つ節も、お小遣ひだつて、人に負けねえくらゐのたしなみはあるわけだが」平次は面白さうでしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...その後いくばくもなく実隆が『伊勢物語』の本を玄清にわしたと日記に見えるのは...   その後いくばくもなく実隆が『伊勢物語』の本を玄清に遣わしたと日記に見えるのはの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...彼女は天文学者の正確さで下宿代の値段によって彼等に心いや保護を少しずつ配分していた...   彼女は天文学者の正確さで下宿代の値段によって彼等に心遣いや保護を少しずつ配分していたの読み方
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」

...我鼻を視るのかと怪しまれる程の下眼をッて文三の顔を視ながら...   我鼻を視るのかと怪しまれる程の下眼を遣ッて文三の顔を視ながらの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...一七八二年には更にギルバアト・ウェイクフィールドのもとにられた...   一七八二年には更にギルバアト・ウェイクフィールドのもとに遣られたの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...り直しり直しっている...   遣り直し遣り直し遣っているの読み方
室生犀星 「懸巣」

...併しさう云ふやうに假名が廣く行はれて居らぬと行はれて居るとの別と云ふものは...   併しさう云ふやうに假名遣が廣く行はれて居らぬと行はれて居るとの別と云ふものはの読み方
森鴎外 「假名遣意見」

...それから弘前の知人にも書状を(や)って問い合せた...   それから弘前の知人にも書状を遣って問い合せたの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...己を室内へ推しつた...   己を室内へ推し遣つたの読み方
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」

...思い(や)りが深い...   思い遣りが深いの読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...よそへはおりにならないで下さいまし...   よそへはお遣りにならないで下さいましの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...「マリイ」が氷島へ近寄り過ぎはしまいかと氣つて...   「マリイ」が氷島へ近寄り過ぎはしまいかと氣遣つての読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

「遣」の読みかた

「遣」の書き方・書き順

いろんなフォントで「遣」

「遣」の英語の意味

「遣なんとか」といえば?   「なんとか遣」の一覧  


ランダム例文:
罪責   脅迫する   名望  

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