例文・使い方一覧でみる「遣」の意味


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...』と帽子も冠らずに来た髪(け)のモヂヤ/\した頭に手をつて...   』と帽子も冠らずに来た髪のモヂヤ/\した頭に手を遣つての読み方
石川啄木 「鳥影」

...常世(とこよ)の國二にして...   常世の國二に遣しての読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

...どうか此のり掛けの仕事を...   どうか此の遣り掛けの仕事をの読み方
高浜虚子 「進むべき俳句の道」

...涙ながらに取り出して心(こゝろや)りにも繰(く)り返せば...   涙ながらに取り出して心遣りにも繰り返せばの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...わかれ霜を気うたは昨日の様でも...   わかれ霜を気遣うたは昨日の様でもの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...太守夏レ使將送詣二京都一也...   太守夏遣レ使將送詣二京都一也の読み方
内藤湖南 「卑彌呼考」

...お小(こづかい)を貰っておでんを食いに行くと同じ気持で...   お小遣を貰っておでんを食いに行くと同じ気持での読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...旦那(だんな)が書(か)いて(や)るから心配(しんぱい)にや成(な)らないがね」内儀(かみ)さんは漸(やうや)く近所(きんじよ)の者(もの)を一人(ひとり)跟(つ)いてくやうにして(や)るといふことにしたので被害者(ひがいしや)も思(おも)ひ切(き)つて出(で)ることに成(な)つた...   旦那が書いて遣るから心配にや成らないがね」内儀さんは漸く近所の者を一人跟いてくやうにして遣るといふことにしたので被害者も思ひ切つて出ることに成つたの読み方
長塚節 「土」

......   の読み方
中原中也 「在りし日の歌」

...さうなれば(や)る事はいくらでもあるからね...   さうなれば遣る事はいくらでもあるからねの読み方
夏目漱石 「それから」

...手拭から櫛(くし)まで貸しました」「お小は?」「巾着(きんちゃく)も紙入も持っていなかったようです...   手拭から櫛まで貸しました」「お小遣は?」「巾着も紙入も持っていなかったようですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...たしかに逃げる處をられたに相違ない...   たしかに逃げる處を遣られたに相違ないの読み方
樋口一葉 「にごりえ」

...それにも某(なにがし)かの小いをとられた...   それにも某かの小遣いをとられたの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...一つ(や)ってみ給え」と頻(しきり)に薦(すす)められ客は箸にてその肉をちぎり「なるほどちぎれる...   一つ遣ってみ給え」と頻に薦められ客は箸にてその肉をちぎり「なるほどちぎれるの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...序(ついで)だから掛け合ってったよ...   序だから掛け合って遣ったよの読み方
森鴎外 「雁」

...230御承知の通この独逸の舞台では誰でも好な事をって見るのです...   230御承知の通この独逸の舞台では誰でも好な事を遣って見るのですの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...手の女は「では...   遣手の女は「ではの読み方
山本周五郎 「花も刀も」

...(少々はお手当を先に(つかわ)さぬと...   さぬとの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「遣」の読みかた

「遣」の書き方・書き順

いろんなフォントで「遣」

「遣」の英語の意味

「遣なんとか」といえば?   「なんとか遣」の一覧  


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