...四 尼瀧郡中第一と稱せられたる尼瀧へとて、あくる日、宿の主人を導者に頼みて、河内川を遡る...
大町桂月 「足柄の山水」
...六鹽釜まで戻り、鹽涌橋を渡りて、鹿股川を遡る...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...殊(こと)に凡兆(ぼんちょう)に遡る...
高浜虚子 「俳句への道」
...学問の実践的成立――研究――にまで遡る時初めてその必然性を享けるのである...
戸坂潤 「科学方法論」
...研究手段としての実験に着眼し始めたのは十三世紀に遡る...
戸坂潤 「科学論」
...彼等はこの理論上の立場を産んだ社会的な立場にまで遡る外はあるまい...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この観念の歴史はギリシア自然哲学に遡る(ヘラクレイトス...
戸坂潤 「辞典」
...フランスではデュロソア Durosoy(1745-92)の著書にまで遡るという...
戸坂潤 「辞典」
...原始へと遡ることだ...
豊島与志雄 「高千穂に思う」
...二十五六年前まで遡る...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...それが因果律まで遡る点において...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...自然的生は根源へ遡る理論的分析によつてはじめて到達され開示される基本的契機に外ならず...
波多野精一 「時と永遠」
...翌日漢江を遡るという段になって...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...己の遡る河上にいま...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...遡るところ、眩輝の異しい漲落を胸に量り 額をもたげて愛のやうな 荒繩のやうな強力の酔ひをこの躯に糾ふのだ...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...遼河を遡ること一里に及んだ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...これまで遥かに古い時代のものだと考えられてきた生命体が驚くべき比率で含まれていた――シルル紀ないしオルドビス紀まで遡る原始魚類...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...我々の知るいかなる人類世界をも遡る恐怖の地や山脈や神殿から落ち来ったというのは大いにあり得ることなのだ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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