...カルデア人が最古の規則正しい天文観察を行ったのは耶蘇(ヤソ)紀元前四〇〇〇年ないし五〇〇〇年前に遡るものと推測される...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...熊野川の谷を遡る時も...
田山録弥 「春雨にぬれた旅」
...この能力こそ遡る推理...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...明治のむかふまで遡ることが出來ながら...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...また年代はずツと遡るし土地も異るが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それを動機づけたそれに固有な問題にまで遡ることによって...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...「制度学」的に又「儒教」的に資本制を越えて時代を遡るこれ等の国粋的哲学や東洋民族的アジア哲学...
戸坂潤 「技術の哲学」
...やっと八十年くらい前まで遡ることができた...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...それが因果律まで遡る点において...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...それからそれと本(もと)を求むれば何処(どこ)までも遡ることが出来る...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...主體は振返つて自然的生及び自然的實在性との聯關を求めつつ根源へ遡ることによつて客體の他者性を確保しようとする...
波多野精一 「時と永遠」
...以上は自然的時間性における根源まで遡ることによつて一層明瞭となるであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...己はまだ遡る...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...遡るに伴れてあちこちに現れ...
牧野信一 「繰舟で往く家」
...結局創造の時まで遡るの外はなく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...時代を遡れば遡るほど少かつたことは事實である...
吉川英治 「折々の記」
...人類誕生以前に遡ると思われる悠遠の昔からの悍ましい遺残物を目にした時の眩暈感を振り返ってみると...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...全地球規模でみた通常の更新世の幕開け――五十万年前――をかなり遡る時期だったと思われた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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