...遠路はるばると来た友人にお土産を渡した...
...遠路の旅行に出かける前に必要な準備を整える...
...遠路からやってきた祖母に再会する喜びを感じた...
...遠路運ばれてきた食材で美味しい料理を作った...
...遠路を急ぐと足が痛くなる...
...今度はこの方々が遠路はるばるここに来られたのであるから...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...さすがに遠路の勞(つかれ)とも思はれず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...遠路御足勞には及ばない...
竹久夢二 「砂がき」
...一番町のわが家(や)よりかしこまでは電車なければかなりの遠路なりしを歩み歩みて朝八時頃われは先生が外出したまはざる前をと思ひて三...
永井荷風 「書かでもの記」
...この日残暑の夕陽(せきよう)烈しきに山谷の遠路(えんろ)をいとはずしてわが母上も席に連(つらな)り給ひぬ...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...遠路を厭はず奧州くんだりまで下向した者共で...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...しかも遠路を歩いて来たように...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...遠路の旅行危険なりと医師は切(せつ)に忠告したり...
福田英子 「妾の半生涯」
...此の如き日に遠路を行くは人情の難しとする所である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それに遠路を急ぎに急いで来たので...
吉川英治 「三国志」
...討って出ればまだ陣容もととのわず遠路の疲れもある...
吉川英治 「三国志」
...――御遠路、つつがなくお渡り遊ばし、折ふし、日もうららかにきょうの御対顔、祝着にぞんじ上げ奉りまする」左右から、こう色代(しきたい)しているまに、信長は、拭き磨いてある廻廊を、つつつと足を早め、「ふム...
吉川英治 「新書太閤記」
...前田利家は、全城の家中をして、「ようぞ、遠路を」と、いんぎんを尽して、迎えさせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...「いや遠路のお使い...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今夜の座談会に遠路から来てくだすった方たちである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...「よく、遠路もいとわず、来て下すった」と、武芝は、酒食をもうけて、歓待した...
吉川英治 「平の将門」
...遠路やかねに惜しみなく派遣を命じて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...その遠路をねぎらうように...
吉川英治 「宮本武蔵」
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