...遠路はるばると来た友人にお土産を渡した...
...遠路の旅行に出かける前に必要な準備を整える...
...遠路からやってきた祖母に再会する喜びを感じた...
...遠路運ばれてきた食材で美味しい料理を作った...
...遠路を急ぐと足が痛くなる...
...僧都、すぐに出向うて、遠路であるが、途中、早速、硝子(ビイドロ)とその擬(まが)い珠(たま)を取棄てさして下さい...
泉鏡花 「海神別荘」
...「遠路(えんろ)乍(なが)ら御足労を願い...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...さすがに遠路の勞(つかれ)とも思はれず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...随分遠路(とおみち)ですからね...
永井荷風 「すみだ川」
...寒気を忘れて遠路の旅行ができるという理窟でげす...
中里介山 「大菩薩峠」
...遠路を厭はず奧州くんだりまで下向した者共で...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...遠路(ゑんろ)の旅行危険なりと医師は切(せつ)に忠告したり...
福田英子 「母となる」
...「今日はわざわざ御遠路のところをお運びくださいまして……(ええと?)じつは……その誠に恐縮(きょうしゅく)なことで……そのじつは父が四五日前から止むを得ない自分自身(オッといけねエ)……ええ...
牧野信一 「地球儀」
...いわく、合祀されし社の氏子、遠路を憚り、ことごとく合祀先の社へ参り得ざるをもって、祭日には数名の総代人を遣わすに、多勢に無勢で俘虜降人同然の位置に立つをもって、何のありがたきことなく早々逃げ帰る...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...遠路をいとわず教えを乞いに来たとなれば...
山本周五郎 「似而非物語」
...遠路につかれた敵兵を一挙に平げてしまえ」呂布の命令に...
吉川英治 「三国志」
...遠路より来た愚子に対面をおゆるし下さい」と...
吉川英治 「三国志」
...「遠路、おつかれであろう」孫権はねぎらう...
吉川英治 「三国志」
...まったく貴国の為に働くのであるから遠路を来たわが将士には...
吉川英治 「三国志」
...遠路お立ち越えはまたなき好機です...
吉川英治 「新書太閤記」
...遠路から細川藤孝...
吉川英治 「新書太閤記」
...遠路のお越し、何事やらん、お会いできぬは、残念じゃが、くれぐれもと」「いや、このたびの、御合戦には、及ばぬながらも、佐々成政、北陸にあって、一臂(いっぴ)のお味方はいたしておる...
吉川英治 「新書太閤記」
...遠路やかねに惜しみなく派遣を命じて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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