...遠祖の墓参りに行きました...
...彼は、自分の遠祖について研究しています...
...尊敬する遠祖の言葉を胸に刻み、自分自身を鼓舞した...
...遠祖の知恵を生かした手作り料理を披露した...
...ある村では、遠祖の風習を守り続けている...
...一群の中には數十代の遠祖もあれば...
大町桂月 「鹿野山」
...この津軽氏の遠祖に就いては諸説がある...
太宰治 「津軽」
...津軽家はその遠祖を藤原...
太宰治 「津軽」
...大伴氏が率ゐる來目部(クメベノ)遠祖天津大來目(アメノクシツオホクメ)といひ...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...しかし此遠祖の事は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...遠祖は平の宗盛の臣塩田陸奥守惟賢(これかた)で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...むかし行旅(こうりょ)を脅(おびやか)ししこの城の遠祖(とおつおや)も百年(ももとせ)の夢を破られやせむ...
森鴎外 「文づかひ」
...むかし行旅をおびやかししこの城の遠祖(とおつおや)も百年(ももとせ)の夢を破られやせん...
森鴎外 「文づかい」
...北山王をもって一旦忘れたるその家の遠祖と信じ...
柳田国男 「雪国の春」
...人間の遠祖は、まぎれもなく動物だった...
吉川英治 「大岡越前」
...どうやらこの光茂が狩野家の遠祖と考へられて來るんです...
吉川英治 「折々の記」
...氏(うじ)は、菅原の系類で、遠祖は、春日神社の神職をしていたが――武家勃興(ぼっこう)の機運から、ここの城寨(じょうさい)に拠(よ)って、弓矢を兼(か)ね、いつか豪族となって、源頼朝の覇(は)が成った時、初めて柳生谷三千石を本領と扶持(ふち)された家がらであった...
吉川英治 「剣の四君子」
...遠祖の遺託を為しとげてよ...
吉川英治 「私本太平記」
...遠祖は、敏達(びたつ)天皇の裔(すえ)、橘(たちばな)ノ諸兄(もろえ)からと、いわれているが、そんな遠くの血は、水分川の水上の滴(したた)りが知れないように、彼にも分らない...
吉川英治 「私本太平記」
...寧子はまだ良人の遠祖も近親の故人も知らなかったので...
吉川英治 「新書太閤記」
...それに遠祖外戚までに及ぶのはなお煩を加えるだけだから...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そうなると遠祖分流だの...
吉川英治 「随筆 新平家」
...その遠祖がみな原田系に結びついてゆく結果を見た...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索