...私の祖父は戦争中に遠島された...
...この国では犯罪者に対して遠島が課せられることがある...
...彼は悪事を犯し、遠島されている...
...遠島先での生活は厳しいと聞いたことがある...
...遠島に行く前に家族との最後の時間を過ごしたいと思っている...
...これを遠島(えんとう)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...遠島という処分になったのであるが...
直木三十五 「南国太平記」
...事によったら遠島(えんとう)かまず軽いところで欠所(けっしょ)は免(まぬか)れまい...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...その爲に父は遠島...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...贋金(にせがね)を使って遠島になりましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ようやく遠島は免(まぬか)れましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三宅島へ遠島になつた」「變なお裁(さば)きですね」「お上のお情けだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唯の山師坊主とわかつて遠島になり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...傷つけたものは遠島に処せられる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...――遠島船の船印だ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...船を寄せてみろ」波のりぶねというぐあいにぼんやりと漂っている遠島船の腹へこちらの舳を突っかける...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...平吉が遠島船の棚縁(たなべり)から青い顔を出した...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ただのひとりも船にいない!遠島船はいうまでもなく囚人をつんで行く船だから特別なつくりになっている...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...重いといっても多寡が遠島...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...遠島を仰せ附けられるものには...
森林太郎 「高瀬舟」
...遠島になった者も少なくない...
吉川英治 「大岡越前」
...姉のお島は、久しい前に、上方へ流れて行って、女掏摸(おんなすり)の兇状で、遠島になり、まだ、刑期の満たないうちに、島名主をだまして、脱走して来た身の上ということが、やがてお島自身の口から打明けられたからである...
吉川英治 「大岡越前」
...遠島(えんとう)にいっている――などということまで...
吉川英治 「松のや露八」
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