...神の遠大なる意志の直接の行使者となるのである...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...遠大なる距離への侵入作戦は至難であった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...遠大な望などは少しもない...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...まだなかなかそういう遠大な考えで学者の飼い殺しをする会社はそう多数にはあるまいと思われる...
寺田寅彦 「学問の自由」
...大日本帝国軍部の遠大な計画に負うのであって...
戸坂潤 「社会時評」
...遠大なる計畫を立てゝ行くことが出來る...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...彼がたとえ若死(わかじに)をすればとてこの遠大なる理想を有するにおいては...
新渡戸稲造 「自警録」
...実に遠大な計画をたて...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...ぜんぜんそれを隠そうとはしないという遠大な...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...折に触れては細々(こまごま)と遠大な希望を述べて両親や妻に書き送り...
牧野信一 「サクラの花びら」
...私たちが衣服についてもつ希望や要求はこんなに遠大な本質をもつものであることを...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...遠大な計画で語学をやっていらっしゃるらしく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...遠大な計をめぐらすつもりで...
吉川英治 「江戸三国志」
...地方文化などといふ遠大な抱負を理想してゐられないのはいふ迄もない...
吉川英治 「折々の記」
...宮の抱負は予想外に遠大なものらしい...
吉川英治 「私本太平記」
...遠大な方図を徐々に進めながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...遠大な計をもつ身だ...
吉川英治 「平の将門」
...もっと遠大なところにある」「間にあえばいいが...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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