...遠国からの便りが届いた...
...彼女は遠国に旅行に行った...
...遠国の文化に興味がある...
...遠国への輸出が拡大している...
...彼は遠国に住んでいる友人とSkypeで話をしている...
...時折遠国(えんごく)の見知らぬ人よりこまごまと我が拙(つたな)き著作の面白き節々(ふしぶし)書きこさるるに逢ひてもこれまたそのままに打過して厚き志(こころざし)を無にすること度々(たびたび)なり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...いずれも遠国の旅人ゆえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...遠国の者は誰々だろう」平次はここまで追い詰めて行ったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...次には実隆がいかなる苦心をして遠国からこれを取り立てたかを叙述しよう...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...九国とはまた遠国へ……イヤナニ此方(こっち)の用事は使(つかい)で断わりましてもよろしいこと...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...こんな地へ遠国より古くかかる物を持ち来るはずなければ...
南方熊楠 「十二支考」
...卑しい自分らといっしょに遠国へおつれすることを悲しんでいると父君のほうへほのめかしたいとも思ったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...常例にしていた土地も遠国にはあるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...炭に伴のうて遠国の物語が...
柳田国男 「雪国の春」
...そのうえ遠国の場違いが幅を利かせて現代式ウナ丼の流行...
山本笑月 「明治世相百話」
...遠国の旅ということも...
吉川英治 「黒田如水」
...「中国の文化にうとい遠国の使者だ...
吉川英治 「三国志」
...なお遠国にもたくさんいる...
吉川英治 「私本太平記」
...遠国の御田(みた)はもとよりのこと...
吉川英治 「新書太閤記」
...遠国へお立ち退(の)きあるべし」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜半の燈下に遠国の文書を閲し...
吉川英治 「新書太閤記」
...ええ、どんな遠国でも、行きますとも)と、その小次郎が、まだ小一条の右大臣家に、舎人としていた頃、自分の許へ通っていた“好ましい初心(うぶ)なお客”であったことを、酔いにまぎらして、さんざんのろけちらしたのであった...
吉川英治 「平の将門」
...遠国へお旅立ちで...
吉川英治 「源頼朝」
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