...決して遜色がないであらう...
阿部次郎 「帰来」
...よくわけを聞いてみると、そのお邸では、最近よそから貰うおつきあい物の菓子がほとんど中村屋のものだったので、あらためてとりつけの店の品と試食してみたところ、何ら遜色がない、しかし価は廉いというので、店へ注文されるようになった...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...どんな人にも遜色がない...
中里介山 「大菩薩峠」
...教養ある欧州のレヂーに比してすこしも遜色がない...
久生十蘭 「湖畔」
...読んで海外作品と伍して遜色がないと思うなら...
森下雨村 「三十六年前」
...仏蘭西(フランス)の婦人は自己の権利を主張する事につき英国の新しい婦人に比して少し遜色がないでせうか...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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