...彼の作品は国際的なレベルと遜色ない...
...外見の美しさだけでなく、内面的な魅力にも遜色がない女性です...
...競合他社と比べても、この製品は遜色ない性能を持っています...
...彼女の料理はプロのシェフに遜色がないほど美味しかった...
...テストの成績が彼女よりも遜色があると自己嫌悪に陥っている...
...遜色(そんしょく)のあるのを免(まぬか)れません...
芥川龍之介 「秋山図」
...これを現代の日本に行はれる西洋文芸の翻訳書に比(くら)べてもあまり遜色(そんしよく)はないのに違ひない...
芥川龍之介 「日本小説の支那訳」
...少しも遜色(そんしよく)はないかも知れない...
芥川龍之介 「僻見」
...この様な品物で見受ける芸術的の細工は、刀の鍔その他の刀の金属的な装飾に比して、殆ど遜色が無い...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...他府県人に対して遜色があるかどうかは知らないが...
伊波普猷 「進化論より見たる沖縄の廃藩置県」
...遜色(そんしょく)なかったという...
田中英光 「オリンポスの果実」
...国芳が写生の手腕は葛飾北斎と並んで決して遜色(そんしょく)あるものにあらず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これは歴史的価値に於て前の人達とは大分に遜色があるようだ...
中里介山 「生前身後の事」
...従来のものの中へ割込んで遜色(そんしょく)のないもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんら遜色のない立派な研究なのであって...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...新鮮な活力を有する點に於てこそいくらか遜色があるけれども...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...教養ある欧州のレヂーに比してすこしも遜色がない...
久生十蘭 「湖畔」
...これなら当代の老大家の作に比しても左(さ)して遜色(そんしょく)は有るまい...
二葉亭四迷 「平凡」
...さういふ大家たちの間に伍して少しも遜色のなかつたことを證明するやうなものであらう...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...今ではかえって遜色があるかのうらみがないでもない...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...ほかのことに比べて遜色(そんしょく)があるとこの御贈答などでは思われる...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...やや彼に遜色を感じるものがないでもない...
吉川英治 「三国志」
...他国に遜色(そんしょく)のない城廓...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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