例文・使い方一覧でみる「遜」の意味


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...けれども堀君はかう云ふ諸家に少しも色(そんしよく)のある作家ではない...   けれども堀君はかう云ふ諸家に少しも遜色のある作家ではないの読み方
芥川龍之介 「僕の友だち二三人」

...さうして私は一二の小なる謙のこゝろを味つた...   さうして私は一二の小なる謙遜のこゝろを味つたの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...さうして私は先づ「大なる謙のこゝろ」の前に...   さうして私は先づ「大なる謙遜のこゝろ」の前にの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...貴女御謙ね?』『真箇(ほんと)よ...   貴女御謙遜ね?』『真箇よの読み方
石川啄木 「鳥影」

...愛は謙に伴う、大なる謙に入りし彼は大なる愛を現わし得たのである...   愛は謙遜に伴う、大なる謙遜に入りし彼は大なる愛を現わし得たのであるの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...だが、その小さな、謙な花から、兜虫のように、鬼のように、いかつい角を生した青黒い顔の菱の実が生れるのだ...   だが、その小さな、謙遜な花から、兜虫のように、鬼のように、いかつい角を生した青黒い顔の菱の実が生れるのだの読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...より謙な歓喜を歓喜としなければならないことをこの中学生みたいに若々しい人々によって教えられたような気がした...   より謙遜な歓喜を歓喜としなければならないことをこの中学生みたいに若々しい人々によって教えられたような気がしたの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...今まで謙(けんそん)であった彼とは別人のように...   今まで謙遜であった彼とは別人のようにの読み方
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」

...国芳が写生の手腕は葛飾北斎と並んで決して色(そんしょく)あるものにあらず...   国芳が写生の手腕は葛飾北斎と並んで決して遜色あるものにあらずの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...謙以上に謙してしまうことが...   謙遜以上に謙遜してしまうことがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...新鮮な活力を有する點に於てこそいくらか色があるけれども...   新鮮な活力を有する點に於てこそいくらか遜色があるけれどもの読み方
原勝郎 「足利時代を論ず」

...さまで色なきものがあるかを感ずるのである...   さまで遜色なきものがあるかを感ずるのであるの読み方
三上義夫 「芸術と数学及び科学」

...さすがに源氏に主君としての礼を取る態度が謙(けんそん)であった...   さすがに源氏に主君としての礼を取る態度が謙遜であったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...自ら抑へて謙する也...   自ら抑へて謙遜する也の読み方
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」

...なるだけ彼から掘り出して訊いてみたいと謙な気持ちになるのだった...   なるだけ彼から掘り出して訊いてみたいと謙遜な気持ちになるのだったの読み方
横光利一 「旅愁」

...呉にもなお後備の実力のあることを示してからでなければならん」陸は壮語して...   呉にもなお後備の実力のあることを示してからでなければならん」陸遜は壮語しての読み方
吉川英治 「三国志」

...――呉の大進出はまさにその時ではありませんかな」呂蒙(りょもう)と陸(りくそん)一陸(りくそん)は呂蒙より十幾歳も年下だった...   ――呉の大進出はまさにその時ではありませんかな」呂蒙と陸遜一陸遜は呂蒙より十幾歳も年下だったの読み方
吉川英治 「三国志」

...輔国(ほこく)大将軍平北都(へいほくと)元帥に封ぜられた陸(りくそん)は...   輔国大将軍平北都元帥に封ぜられた陸遜はの読み方
吉川英治 「三国志」

「遜」の読みかた

「遜」の書き方・書き順

いろんなフォントで「遜」

「遜」の英語の意味

「遜なんとか」といえば?   「なんとか遜」の一覧  


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