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饗庭篁村 「木曾道中記」
...大奸も遜り聖者も遜る...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...長煙管を銜えて豪慢不遜(ごうまんふそん)の態度を示していたが...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...これは私の自信でもあり、謙遜でもある...
太宰治 「春の盗賊」
...それは弟妹たちの不遜(ふそん)な悪徳であって...
太宰治 「ろまん燈籠」
...伊藤侯に背くも山県侯に背く能はず青木周蔵子の傲岸不遜は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それも謙遜だろうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...名声のある大家の作と比べて遜色(そんしょく)のないもの...
「長塚節氏の小説「土」」
...最高の上品さといわれるものに比べても遜色のないものだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...さう謙遜しすぎるもんぢやありません...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...その人を謙遜な勇気にふるいたたせ...
宮本百合子 「新しい文学の誕生」
...謙遜してこの狭い場所を明けて遣る...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...謙遜で従順で教えやすく熱心で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...後輩に対しても極めて謙遜(けんそん)であるが...
山本周五郎 「花も刀も」
...もうこのときは知人の母の謙遜さが見えへだてもとれた眼差だった...
横光利一 「旅愁」
...あんな不遜(ふそん)な言を吐かれたら孫将軍でなくても怒るにきまっています」「あははは...
吉川英治 「三国志」
...陸遜が礼を篤うして道を問うと...
吉川英治 「三国志」
...苦もなく陸遜とその部下は八陣の外へ出た...
吉川英治 「三国志」
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