...強い者に必要な謙遜は自分の強さを過信しないことである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
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伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...憎いほど謙遜と同情の態度を失わず...
海野十三 「雷」
...一方は謙遜(けんそん)し一方は喜び迎えておる心もちがよく現れておる...
高浜虚子 「俳句への道」
...傲岸不遜のこの男は...
太宰治 「猿面冠者」
...遜色(そんしょく)なかったという...
田中英光 「オリンポスの果実」
...剛愎不遜の木強漢ならしめば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...恥(はず)かしがって謙遜(けんそん)する...
夏目漱石 「草枕」
...はじめのうちは謙遜(けんそん)に...
新渡戸稲造 「自警録」
...それは博士の謙遜でもあろうが...
平林初之輔 「作家としての小酒井博士」
...自分の平凡な幸福について謙遜になり...
「今朝の雪」
...いやまだ稽古中でと謙遜しておられたが...
山本笑月 「明治世相百話」
...張飛が武勇に誇らない謙遜なことばに...
吉川英治 「三国志」
...傲慢不遜(ごうまんふそん)で気にくわぬところだ...
吉川英治 「三国志」
...「陸遜を呼べ」と...
吉川英治 「三国志」
...かかる大計をお持ちなりや」陸遜はほとんど問題にしなかった...
吉川英治 「三国志」
...初め、陸遜も諸葛瑾も、魏の主力は、おそらく新城の急に釣られて、その方面へ全力を向けるだろうと思っていたのである...
吉川英治 「三国志」
...それが最も謙遜に運命に従う道だ...
和辻哲郎 「停車場で感じたこと」
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