...読者もしこの拙訳と同時にまた一戸君の書に採録された英訳や同君の達意の訳詩を参照されれば...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...今少しく達意(intelligibility)といふことを許容すべきであると思ふ...
高田力 「ベーシック英語」
...それとは反対にむしろ達意を主とするやり方であった...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...達意な文学的表現能力と確固たる叙述内容とを結びつける技能に於ては...
戸坂潤 「思想としての文学」
...尤も三笠書房のはもう一段手を入れるとズッと達意なものとなる余地があるとは思うが...
戸坂潤 「読書法」
...達意の文章を書けるということは...
戸坂潤 「読書法」
...しかしいわゆる達意の文というものとも少し異るものである...
中谷宇吉郎 「文化史上の寺田寅彦先生」
...心持ちを述べた達意の手紙を読んで...
水野葉舟 「言文一致」
...文は達意を旨とする者也...
山路愛山 「明治文学史」
...そういう意味のことが実に達意の文章で書いてある...
和辻哲郎 「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」
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