...旅の道程を計画する...
...長い道程に疲れ果てた...
...道程中に景色を楽しむ...
...道程に迷ってしまった...
...道程の途中で休憩する...
...「今日は長い道程をわれわれと共に仔細に御視察いただきまして...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...これからの道程だって本当にたのしく待たれます...
大杉栄 「男女関係について」
...私の薬はみな書斎にある、――私がそのとき愕然として突っ立っているところからは、二つの階段を下り、裏手の廊下を通りぬけ、露天の中庭をよぎり、解剖学の階段講堂を通って行く、遠い道程だ...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...*修行の道程としてはまず客観写生に基礎を置いて...
高浜虚子 「俳句への道」
...通う道程(みちのり)も四分の一位になって都合もよいので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...五社峠の峻嶮(しゅんけん)を越えて六里に余る道程であり...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...人間文化の進歩の道程において発明され創作されたいろいろの作品の中でも「化け物」などは最もすぐれた傑作と言わなければなるまい...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...「みみずのたはこと」も「黒い眼と茶色の目」も要するに「新春」に達する道程の所産なので...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...発展の道程に於て...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...これらの道程は予測がつきません...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...多分着く前に死んでるかも知れないお婆さんに會ひに百哩(マイル)の道程(みちのり)を駈けつけるなんてことは決して考へはしない...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...異樣な太陽の下に苦しんで過ぎてきた道程(みちのり)を...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...嘗てオートバイで疾走した相当の道程(みちのり)を...
牧野信一 「F村での春」
...それ等の人が経て来た道程も明かにされています...
宮本百合子 「偶感一語」
...これは社会的に生きる人類の幸福を問題とする現実的な幸福探求の道程にとっては...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...それから船に乗る所まで逃げるにも道程(みちのり)が可なりある...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...人類進化の道程は先ず獣(けもの)から発している事を証せられております...
夢野久作 「鼻の表現」
...道程(みちのり)にすれば実に短い――時間にすれば何万何千里にも値する歳月の遥けさをとおって...
吉川英治 「親鸞」
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