...旅の道程を計画する...
...長い道程に疲れ果てた...
...道程中に景色を楽しむ...
...道程に迷ってしまった...
...道程の途中で休憩する...
...而して安定を得るための道程にあつて物と物とは相剋してゐる...
有島武郎 「運命と人」
...時間の概念の漸次に変ってきた道程は奇妙なものである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...又(また)反對(はんたい)に爲替相場(かはせさうば)が騰貴(とうき)の道程(だうてい)にある場合(ばあひ)には日本品(にほんひん)の賣値(うりね)を下(さ)げずに同(どう)一としておくには輸入國(ゆにふこく)の貨幣買値(くわへいかひね)を段々(だん/\)引上(ひきあ)げて高(たか)く買(か)はすことになるのであるから商賣(しやうばい)がし惡(にく)くなることは事實(じじつ)である...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...ドダイ安房(あわ)から墨田河原(すみだがわら)近くの戦線までかなりな道程をいつドウいう風に引牽(いんけん)して来たのやらそれからして一行も書いてない...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...四百数十キロの道程(みちのり)があった...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...道程(みちのり)から汽車汽船の都合までこま/″\と書き記したものだ...
薄田泣菫 「茶話」
...力行の道程は日月と共に終始せむ...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...それで無終無限の道程をたどり行く旅人として見た時にプトレミーもコペルニクスもガリレーもニュートンも今のアインシュタインも結局はただ同じ旅人の異なる時の姿として目に映る...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...歩いて来た道程で察すれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...技芸習得の道程にある者に対しては...
野上豊一郎 「演出」
...五萬分一の地圖を擴げて主人から行先の道程について説明を聞いた...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...長さがコノトープからバトゥーリンまでの道程ほどもある大食卓にむかつて席につかせられた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...二哩(マイル)の道程(みちのり)なので...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...学校から家までかなりの道程(みちのり)を...
牧野信一 「清一の写生旅行」
...沢までは凡そ三四丁の道程があるので...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...「毎日相当の道程(みちのり)を歩くんで仲々足労(くたび)れる...
牧野信一 「昔の歌留多」
...それから船に乗る所まで逃げるにも道程(みちのり)が可なりある...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...道程(みちのり)ではなく...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索