...旅の道程を計画する...
...長い道程に疲れ果てた...
...道程中に景色を楽しむ...
...道程に迷ってしまった...
...道程の途中で休憩する...
...わが家よりその家までは道程(みちのり)も遠からず...
井上円了 「おばけの正体」
......
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...銀太が相当の道程を逃げたころを見はからって...
海野十三 「ネオン横丁殺人事件」
...いかにも歴史發展の道程において變化したに相違ないが...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...歴史の全道程が説明し得るというのではありませぬ...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...大正池からそこまで二里に近い道程を山腹に沿うて地中の闇に隧道を掘り...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...それと同じように文化的要素の進化の道程における突然変異もまたその時代におけるいろいろな外的条件に支配されるものであって紫外線X線の放射...
寺田寅彦 「俳句の型式とその進化」
...道程(みちのり)を調べたりしました...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...その道程(みちのり)は往復しても日本の一里を越していまいと思った...
永井荷風 「十九の秋」
...駿河へ帰るも甲州へ入るも人家までは同じぐらいの道程(みちのり)...
中里介山 「大菩薩峠」
...先頃(さきごろ)のよりも濃(こ)くして貼(は)つたからもう此(こ)れで遠(とほ)い道程(みちのり)を態々(わざ/\)來(こ)なくても此(こ)れを時々(とき/″\)貼(は)つてやれば自然(しぜん)に乾(かわ)いて畢(しま)ふだらうと...
長塚節 「土」
...一寸出のある道程(みち)です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その道程(みちのり)は...
本庄陸男 「石狩川」
...その道程の遠さが返つて胸の上に犇々とした変化の翼を投げて...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...それから船に乗る所まで逃げるにも道程(みちのり)が可なりある...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...その山を越えて一直線に行けば三分の一ぐらいの道程(みちのり)に過ぎない……と聞いた二人の心に又しても曲る事を好まぬ黒田武士の葉隠れ魂……もしくは玄洋社魂みたいなものがムズムズして来た...
夢野久作 「近世快人伝」
...夢うつゝに物思ひ来りし道程(みちのり)なれば...
夢野久作 「白くれない」
...そうした研究の道程が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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