例文・使い方一覧でみる「道春」の意味


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...関東の学者、道春以来、新井、室(むろ)、徂徠(そらい)、春台(しゅんだい)らみな幕府に佞(ねい)しつれども、その内に一、二箇所の取るべき所はあり...   関東の学者、道春以来、新井、室、徂徠、春台らみな幕府に佞しつれども、その内に一、二箇所の取るべき所はありの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...其後徳川の時代になつて林道春が「神社考」を書いた時にも...   其後徳川の時代になつて林道春が「神社考」を書いた時にもの読み方
内藤湖南 「應仁の亂に就て」

...徳川時代に入りては林道春父子の日本書籍考...   徳川時代に入りては林道春父子の日本書籍考の読み方
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」

...星野博士は其治承四年ヨリ文永三年ニ至ルマテ凡八十七年間鎌倉幕府ノ日記ナリ編者ノ姓名傳ハラサルモ其幕府ノ吏人ナルハ疑ナシと云はれたれども余は寧ろ林道春の東鑑考に東鏡未詳撰...   星野博士は其治承四年ヨリ文永三年ニ至ルマテ凡八十七年間鎌倉幕府ノ日記ナリ編者ノ姓名傳ハラサルモ其幕府ノ吏人ナルハ疑ナシと云はれたれども余は寧ろ林道春の東鑑考に東鏡未詳撰の読み方
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」

...余は之を以て幕府の公書類となすよりは道春の考證に從ひて北條氏の左右の手に成れる者となすの穩當なるを信ずるなり...   余は之を以て幕府の公書類となすよりは道春の考證に從ひて北條氏の左右の手に成れる者となすの穩當なるを信ずるなりの読み方
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」

...徳川政府の初にあたりて主として林道春(はやしどうしゅん)を採用して始めて儒を重んずるの例を示し...   徳川政府の初にあたりて主として林道春を採用して始めて儒を重んずるの例を示しの読み方
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」

......   の読み方
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」

...「林道春、(中略)二十五歳の時、江戸に下り、日本橋辺に旅宿せられけるに、本町の呉服屋家城(いえき)八十郎という者、道春を招き、よりより性理の旨を尋ねければ、道春常に心やすく彼が家に出入りせらる...   「林道春、二十五歳の時、江戸に下り、日本橋辺に旅宿せられけるに、本町の呉服屋家城八十郎という者、道春を招き、よりより性理の旨を尋ねければ、道春常に心やすく彼が家に出入りせらるの読み方
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」

...道春見舞に来たられ...   道春見舞に来たられの読み方
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」

...道春聞いて、その帳とはいかなる物ぞ...   道春聞いて、その帳とはいかなる物ぞの読み方
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」

...家城答えて(中略)当夏私(わたくし)店(みせ)へ御出での時、取り敢えず枕にして昼寝をなされた大福帳のことで厶(ござ)ります、(中略)もはやかの帳を失い申す上は、病目(やみめ)に茶を塗ったごとく、座頭の杖に離れしように、便りなく覚え、これからは身代潰し申すより外なく候と、うろうろ涙の悔みを聞いて、道春手をうち、われいつぞや一睡さめての後、かの帳をくり返し、さらさらと一通り披見せしが、その帳の付け自然と心に止まり、今もって忘るることなし、(中略)まず何にもせよ書いてみん、ひらさら帳をとじよとて、しきりに催促せられければ、是非なく紙を差し出だす...   家城答えて当夏私店へ御出での時、取り敢えず枕にして昼寝をなされた大福帳のことで厶ります、もはやかの帳を失い申す上は、病目に茶を塗ったごとく、座頭の杖に離れしように、便りなく覚え、これからは身代潰し申すより外なく候と、うろうろ涙の悔みを聞いて、道春手をうち、われいつぞや一睡さめての後、かの帳をくり返し、さらさらと一通り披見せしが、その帳の付け自然と心に止まり、今もって忘るることなし、まず何にもせよ書いてみん、ひらさら帳をとじよとて、しきりに催促せられければ、是非なく紙を差し出だすの読み方
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」

...道春筆を執って、何月何日何貫目、何屋誰へ、縮緬五巻、晒し五反、代幾何(いくら)、何某誰殿へ、使い誰と、一字一点毛頭まで、うの毛ほども違いなく、両手に提(さ)げる大帳を半日ばかりに書きしまい、これでも銀(かね)にならぬかと、空嘯いておわしければ、家城大いに肝を潰し、絶入(ぜつじゅ)するほど我(が)を折りけり...   道春筆を執って、何月何日何貫目、何屋誰へ、縮緬五巻、晒し五反、代幾何、何某誰殿へ、使い誰と、一字一点毛頭まで、うの毛ほども違いなく、両手に提げる大帳を半日ばかりに書きしまい、これでも銀にならぬかと、空嘯いておわしければ、家城大いに肝を潰し、絶入するほど我を折りけりの読み方
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」

...林道春(はやしどうしゅん)の文を雕(ほ)りたる石碑立てりとある...   林道春の文を雕りたる石碑立てりとあるの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...桑門虚舟(きょしゅう)子の『新沙石集(しゃせきしゅう)』四に、『経律異相』から『譬喩経』を引いて、「人あり、老いたる妻に聞きて白髪を残し黒きを抜き、また若き妻に聞きて白髪を抜き白粉(おしろい)を面に塗り青黛(せいたい)を眉(まゆ)に描く、小婦も老婦もこれを醜しとし追い出す、農して自活せんと思いしに、雨ふれば峰に登り日照れば谷に下りていたずらに暮しぬれば、畜生の報いを受けて犬となるに習因残れり、一の大河を隔てて東西に人里ある所に生まれて、朝の烟(けむり)東の里に立つ時は東に廻り到る、烟は立てども食いまだ出来ざる間、また西の里に烟立つを、いずれはさりともと思うてまた河を廻りて西に着くほどに、河の中にて力竭(つ)きて空しく流れ失(う)せぬ、心多き物は今生後生ともに叶わぬなり」と記せるを見るに、もと心の一定せぬ物は思い惑うて心身を労(つか)らし、何一つ成らぬという喩(たと)えに作られた仏説なるを、道春不案内で、実際そんな事蹟があったと信受して碑文を書いたのだ...   桑門虚舟子の『新沙石集』四に、『経律異相』から『譬喩経』を引いて、「人あり、老いたる妻に聞きて白髪を残し黒きを抜き、また若き妻に聞きて白髪を抜き白粉を面に塗り青黛を眉に描く、小婦も老婦もこれを醜しとし追い出す、農して自活せんと思いしに、雨ふれば峰に登り日照れば谷に下りていたずらに暮しぬれば、畜生の報いを受けて犬となるに習因残れり、一の大河を隔てて東西に人里ある所に生まれて、朝の烟東の里に立つ時は東に廻り到る、烟は立てども食いまだ出来ざる間、また西の里に烟立つを、いずれはさりともと思うてまた河を廻りて西に着くほどに、河の中にて力竭きて空しく流れ失せぬ、心多き物は今生後生ともに叶わぬなり」と記せるを見るに、もと心の一定せぬ物は思い惑うて心身を労らし、何一つ成らぬという喩えに作られた仏説なるを、道春不案内で、実際そんな事蹟があったと信受して碑文を書いたのだの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...その四十抽斎は有合せの道春点(どうしゅんてん)の『論語』を取り出させて...   その四十抽斎は有合せの道春点の『論語』を取り出させての読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...三上道春(みかみどうしゅん)...   三上道春の読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...昔の林道春の時分から伝わってきた「千代田文庫」と...   昔の林道春の時分から伝わってきた「千代田文庫」との読み方
柳田国男 「故郷七十年」

...林道春(はやしどうしゅん)の編修した本朝通鑑(ほんちょうつがん)という大部(だいぶ)な書物などがそれだ)あまりな大言に聞えた...   林道春の編修した本朝通鑑という大部な書物などがそれだ)あまりな大言に聞えたの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「道春」の読みかた

「道春」の書き方・書き順

いろんなフォントで「道春」


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