...厳めしく道庁や鉄道管理局や区役所の役人が見て居る前で...
有島武郎 「お末の死」
...その先には道庁の赤煉瓦...
有島武郎 「星座」
...あすこに百町歩ほどの貸下げを道庁に願いでて...
有島武郎 「星座」
...其処へ道庁に勤めてゐる友人の立見君が公用旁々(かたがた)見舞に来て呉れたので...
石川啄木 「札幌」
...亡夫は道庁で可也(かなり)な役を勤めた人といふだけに...
石川啄木 「札幌」
...道庁の学務課へ出てゐる小役人だがね...
石川啄木 「札幌」
...ただ焼け残つた 赤煉瓦 の 道庁...
岩野泡鳴 「札幌の印象」
...国家機関の分配上府県道庁の区別ありと雖も直に之を以て甲乙二県ハ独立して関せざるものと云ふを得ず...
田中正造 「非常歎願書」
...道庁技師林常夫君に面会...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...というのは、道庁方面で、分割に反対の理由の一つとして、薪の例をひいた記事が新聞に出たのである...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...千葉県や群馬県の県知事をしてゐた県忍氏で県氏はその当時北海道庁の事務官であつたため新聞班の係長に選定されたのである...
野口雨情 「石川啄木と小奴」
...道庁の警察部長を先導に乗込んだ時には...
羽志主水 「監獄部屋」
...十九年三県を廃して北海道庁に統一し...
服部之総 「望郷」
...これを道庁の請負の大林組へ一人八十円パで売り飛ばした...
久生十蘭 「金狼」
...十二月に脩は鉄道庁第二部傭員となって...
森鴎外 「渋江抽斎」
...この町で私たちは道庁から廻された自動車に迎えられた...
柳宗悦 「全羅紀行」
...吾々を囲む内鮮人の座談会が道庁で催されることになっていたからである...
柳宗悦 「全羅紀行」
...全州の道庁を訪う...
柳宗悦 「全羅紀行」
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