...道づれになって旅行するのですね...
アンデルセン 楠山正雄訳 「影」
...父はそのきもちを打ちあけましてあなたはわたしの道づれにするにはもったいない人だ...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...村の少年と道づれになる(一昨々日...
種田山頭火 「行乞記」
...あの婦人まで道づれにしちまったんだろう...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...剣呑(けんのん)な道づれに案内されて同じところの宿へ泊るというのも...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただちょっとした縁で道づれになって...
中里介山 「大菩薩峠」
...南条と五十嵐との道づれになってここまで来たものではなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...二郎は死の道づれに妻の姿が無いことだけが心残りであった...
中村地平 「霧の蕃社」
...その晩は、久留馬登之助ともう一人の仲間が、親分に喧嘩を吹っかけ、手足を折るか、浅傷(あさで)を負わせるか、ともかく、旅を続けられないようにするはずでしたが、親分が相手にならなかったので、それも駄目」「…………」「私の部屋に逃げ込んだのを幸い、道づれになって、親分の気を外(そ)らせようとしましたが、親分の目は一刻半刻も、六千両の荷から離れることではございません」「…………」「仲間の者はジレ込んで、いよいよ親分を殺すことに決めました、――手引はこの私と、手筈(てはず)まで調った時、私はどうしたことか、親分を殺すのがイヤになったのでございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その晩は、久留馬登之物ともう一人の仲間が、親分に喧嘩を吹かけ、手足を折るか、淺傷(あさで)を負はせるか、兎も角、旅を續けられないやうにする筈でしたが、親分が相手にならなかつたので、それも駄目」「――」「私の部屋に逃げ込んだのを幸(さいは)ひ、道づれになつて、親分の氣を外(そ)らせようとしましたが、親分の目は一刻半刻も、六千兩の荷から離れることではございません」「――」「仲間の者はジレ込んで、いよ/\親分を殺すことに決めました、――手引はこの私と、手筈まで調つた時、私は、何うしたことか、親分を殺すのがイヤになつたのでございます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分の孤独の道づれになつて貰ひたい気持ちになつてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...その峠の上にある小さな部落の子供等(ら)二人と道づれになって降りて来たことがあった...
堀辰雄 「美しい村」
...あたかも主君の死の道づれになるのを光栄とでも考えているかのように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それから道づれになりながらも...
吉川英治 「剣難女難」
...道づれになっている女の巡礼(じゅんれい)――坂東(ばんどう)三十三ヵ所(しょ)の札(ふだ)を背(せ)なかにかけた女房(にょうぼう)である...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そして、はるばる東国下総から来たことだの、これから大叔父の添え書を持って、藤原忠平公のお館をたずね、成人の日まで留まって、学問修養に専念し、一かどになって帰国するつもりであるなどと、遠い未来夢までを話し話し、道づれになって、いつか、京都の街なかを歩いていた...
吉川英治 「平の将門」
...若い同心を道づれにして...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...いかにも此處まで道づれになつて來た友人にでも別れる樣なうら淋しい離別の心が湧く...
若山牧水 「樹木とその葉」
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