例文・使い方一覧でみる「道々」の意味


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...道々も道中の気遣いを故郷の恋しさと未来の大望とか悲しみ悦び憂いをかわるがわる胸中に往来したれば...   道々も道中の気遣いを故郷の恋しさと未来の大望とか悲しみ悦び憂いをかわるがわる胸中に往来したればの読み方
饗庭篁村 「良夜」

...「はてな、天狗岩というと、聞いたような名だぞ」先生は、千蔵の家へ急ぎながら、道々考えた...   「はてな、天狗岩というと、聞いたような名だぞ」先生は、千蔵の家へ急ぎながら、道々考えたの読み方
海野十三 「火星兵団」

...道々考えてまいりましたんですが...   道々考えてまいりましたんですがの読み方
海野十三 「爆薬の花籠」

...道々(みち/\)も一分(ぷん)の絶間(たえま)もなく喋(しやべ)り續(つゞ)けて...   道々も一分の絶間もなく喋り續けての読み方
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」

...道々その身の上話を聞きながら行ったことを記憶している...   道々その身の上話を聞きながら行ったことを記憶しているの読み方
高浜虚子 「丸の内」

...ここへ来る道々、その友人は、私が何かの拍子に大きな眼をギョロギョロさせると、喜劇俳優の高勢某とそっくりになるとからかった...   ここへ来る道々、その友人は、私が何かの拍子に大きな眼をギョロギョロさせると、喜劇俳優の高勢某とそっくりになるとからかったの読み方
高見順 「如何なる星の下に」

...それから、警防団長の大内さんのお家へ行き、大内さんがお玄関に出て来られて、私を見て黙って悲しそうに微笑(ほほえ)んでいらして、私は、どうしてだか、急に泣きたくなり、「ゆうべは、ごめんなさい」と言うのが、やっとで、いそいでおいとまして、道々、涙があふれて来て、顔がだめになったので、いったんお家へ帰って、洗面所で顔を洗い、お化粧をし直して、また出かけようとして玄関で靴(くつ)をはいていると、お母さまが、出ていらして、「まだ、どこかへ行くの?」とおっしゃる...   それから、警防団長の大内さんのお家へ行き、大内さんがお玄関に出て来られて、私を見て黙って悲しそうに微笑んでいらして、私は、どうしてだか、急に泣きたくなり、「ゆうべは、ごめんなさい」と言うのが、やっとで、いそいでおいとまして、道々、涙があふれて来て、顔がだめになったので、いったんお家へ帰って、洗面所で顔を洗い、お化粧をし直して、また出かけようとして玄関で靴をはいていると、お母さまが、出ていらして、「まだ、どこかへ行くの?」とおっしゃるの読み方
太宰治 「斜陽」

...小浅間にのぼられる道々に転(ころが)っている岩石の石片を眺められながら...   小浅間にのぼられる道々に転っている岩石の石片を眺められながらの読み方
中谷宇吉郎 「雪」

...道々、三好屋の隱居が話してくれましたが、この梅屋敷といふのは、三千五百石取の大旗本、本郷丸山の荻野左仲(をぎのさちう)の別莊で、住んで居るのは、愛妾(あいせふ)お紋の方...   道々、三好屋の隱居が話してくれましたが、この梅屋敷といふのは、三千五百石取の大旗本、本郷丸山の荻野左仲の別莊で、住んで居るのは、愛妾お紋の方の読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...「ところで三國屋で一體誰が死んだんだ」道々平次は事件の外廓線(アウトライン)でも掴まうとするのでした...   「ところで三國屋で一體誰が死んだんだ」道々平次は事件の外廓線でも掴まうとするのでしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...道々の話の面白いことといふものは――」「濡れ鼠の道行なんてのは新しいな...   道々の話の面白いことといふものは――」「濡れ鼠の道行なんてのは新しいなの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...道々聽くとして」平次は仕度に取りかゝりました...   道々聽くとして」平次は仕度に取りかゝりましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...その場で息を引取つたよ」道々お玉ヶ池の玉吉は説明してくれました...   その場で息を引取つたよ」道々お玉ヶ池の玉吉は説明してくれましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...だらしが無いぢやありませんか」道々八五郎は...   だらしが無いぢやありませんか」道々八五郎はの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...道々哨所(ポスト)でたずねて...   道々哨所でたずねての読み方
久生十蘭 「墓地展望亭」

...道々私を奇異に感じさせたのは...   道々私を奇異に感じさせたのはの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...この間うち道々よんでいる小説は「話しかける彼等」という訳名...   この間うち道々よんでいる小説は「話しかける彼等」という訳名の読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...縄目はぜひなしとするも、あれぞ越前の捕虜と、道々、人目の辱(はじ)に曝(さら)すまいぞ...   縄目はぜひなしとするも、あれぞ越前の捕虜と、道々、人目の辱に曝すまいぞの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「道々」の読みかた

「道々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「道々」


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