...呼ぶ聲は未だ遏(や)まねど...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...故に經濟的競爭を廢して之を防遏せんと欲す...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...日本人にして翁の言に眞面目に耳を傾くる者の生ぜんことを防遏するに努めねばならなかつた...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...其人口ノ減耗ヲ防遏シ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...雲を遏(とゞ)め雲を(めぐら)す妙(たへ)なる舞の手振(てぶり)を見もて行くうち...
高山樗牛 「瀧口入道」
...重ねて禁遏を加ふ可きの由...
太宰治 「右大臣実朝」
...いつまで経っても遏(や)まなかった...
徳田秋声 「あらくれ」
...急に話を遏(や)めて...
徳田秋声 「爛」
...かくて彼等によって真実の文化は、自分自身による自由で必然な発達に俟つ認識と思想とは、防遏される...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...區々たる門鑑に依りて之れを防遏せむとするは寧ろ或は徒勞に屬するなきを得むや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...漸次勃興し來れる國民的運動を頑強に抑遏せむとしたりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...区々たる門鑑に依りて之れを防遏せむとするは寧ろ或は徒労に属するなきを得むや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...さうして之(これ)を覗(ねら)ふものを防遏(ばうあつ)する堅固(けんご)な牆壁(しやうへき)である...
長塚節 「土」
...然(しか)しながらおつぎへ加(くは)へようとする其(その)手(て)を極端(きよくたん)に防遏(ばうあつ)しようとすることも勘次(かんじ)が有(いう)する權能(けんのう)である...
長塚節 「土」
......
中谷宇吉郎 「雪」
...何者も其奔飛の勢を遏止(あつし)する能(あた)はず...
山路愛山 「明治文学史」
...この種の妖異の防遏(ぼうあつ)に最も有効なる事が古来幾多(いくた)の人々の経験に依って知...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...八音(はちいん)を遏密(あつみつ)せりと...
和辻哲郎 「孔子」
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