例文・使い方一覧でみる「遏」の意味


スポンサーリンク

...少くとも外界の威力を防して獨立の世界を形成するに堪へる程の威嚴ある材料によつて構成されなければならぬ...   少くとも外界の威力を防遏して獨立の世界を形成するに堪へる程の威嚴ある材料によつて構成されなければならぬの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...私を「與へる者」として待遇する少數の人の存在を防する譯に往かない...   私を「與へる者」として待遇する少數の人の存在を防遏する譯に往かないの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...日本人にして翁の言に眞面目に耳を傾くる者の生ぜんことを防するに努めねばならなかつた...   日本人にして翁の言に眞面目に耳を傾くる者の生ぜんことを防遏するに努めねばならなかつたの読み方
石川啄木 「トルストイ翁論文」

...惴々(ずいずい)焉としてその侵入を防(ぼうあつ)しようとしておる...   惴々焉としてその侵入を防遏しようとしておるの読み方
内田魯庵 「四十年前」

...という恐ろしい考えがチラッと僕の心を(よ)ぎった...   という恐ろしい考えがチラッと僕の心を遏ぎったの読み方
江戸川乱歩 「悪霊」

...雲を(とゞ)め雲を(めぐら)す妙(たへ)なる舞の手振(てぶり)を見もて行くうち...   雲を遏め雲をす妙なる舞の手振を見もて行くうちの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...女は口に袖を当ててその笑いを(と)めようとしていたがまらなかった...   女は口に袖を当ててその笑いを遏めようとしていたが遏まらなかったの読み方
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」

...如此ニシテ数十万生霊救ヒ其人口ノ減耗ヲ防シ...   如此ニシテ数十万生霊救ヒ其人口ノ減耗ヲ防遏シの読み方
田中正造 「直訴状」

...急に話を(や)めて...   急に話を遏めての読み方
徳田秋声 「爛」

...かくて彼等によって真実の文化は、自分自身による自由で必然な発達に俟つ認識と思想とは、防される...   かくて彼等によって真実の文化は、自分自身による自由で必然な発達に俟つ認識と思想とは、防遏されるの読み方
戸坂潤 「認識論とは何か」

...區々たる門鑑に依りて之れを防せむとするは寧ろ或は徒勞に屬するなきを得むや...   區々たる門鑑に依りて之れを防遏せむとするは寧ろ或は徒勞に屬するなきを得むやの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...漸次勃興し來れる國民的運動を頑強に抑せむとしたりき...   漸次勃興し來れる國民的運動を頑強に抑遏せむとしたりきの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...区々たる門鑑に依りて之れを防せむとするは寧ろ或は徒労に属するなきを得むや...   区々たる門鑑に依りて之れを防遏せむとするは寧ろ或は徒労に属するなきを得むやの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...然(しか)しながらおつぎへ加(くは)へようとする其(その)手(て)を極端(きよくたん)に防(ばうあつ)しようとすることも勘次(かんじ)が有(いう)する權能(けんのう)である...   然しながらおつぎへ加へようとする其手を極端に防遏しようとすることも勘次が有する權能であるの読み方
長塚節 「土」

...黄金を以て人生の最貴重物とするが如き射利を禁すべきである...   黄金を以て人生の最貴重物とするが如き射利を禁遏すべきであるの読み方
森鴎外 「古い手帳から」

...何者も其奔飛の勢を止(あつし)する能(あた)はず...   何者も其奔飛の勢を遏止する能はずの読み方
山路愛山 「明治文学史」

...この種の妖異の防(ぼうあつ)に最も有効なる事が古来幾多(いくた)の人々の経験に依って知...   この種の妖異の防遏に最も有効なる事が古来幾多の人々の経験に依って知の読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...軍隊出動して防(ぼうあつ)...   軍隊出動して防遏の読み方
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」

「遏」の読みかた

「遏」の書き方・書き順

いろんなフォントで「遏」

「遏」の英語の意味


ランダム例文:
不公正   すべての病気   実際にあった  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
門外不出   影武者   百姓一揆  

スポンサーリンク

トップへ戻る