...先生はなほこれらの史料を過信することを戒められ...
海野十三(佐野昌一) 「寺田先生と僕」
...自分には世の中の裏を見抜く眼があるのだと過信する時期の...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...あまりに多く頭の力を過信する恐れがある...
寺田寅彦 「科学者とあたま」
...これらの権威を無批判的に過信する弊害は甚だ恐るべきものでなければならない...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...権威を過信する弊害はあながちこれらの枝葉の問題に止まらない...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...この対立を理論上過信することは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...暴力を過信する者たちの...
火野葦平 「花と龍」
...だが現今の科学を過信することは一層愚かである...
柳宗悦 「工藝の道」
...ですけれど同時に私達は知識を過信するほど無知であってはならないのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...お金の力を過信する傾向があったのですね...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...吾々が考えていたようには変りもせず進みもしないようですが」「自分の力を過信するなよ...
吉川英治 「旗岡巡査」
...「――だがお前たちは、過信するな...
吉川英治 「宮本武蔵」
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