例文・使い方一覧でみる「過ぎ」の意味
スポンサーリンク...まぶしい様な風で急いで通り過ぎて終う... 
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...戸倉老人の口から過ぎこしかたの冒険談をきくことを...
海野十三 「少年探偵長」
...あまりに板につき過ぎているためにかえってなんとなくステールな糠味噌（ぬかみそ）のようなにおいがして...
寺田寅彦 「映画雑感（４［＃「４」はローマ数字、1-13-24］）」
...それ自身通俗的な文学的眼光に過ぎないのだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...震災前（ぜん）東京の町中（まちじゅう）で夜半過ぎて灯を消さない飲食店は...
永井荷風 「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」
...わが心の前を過ぎた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...礼の述べ方がちと馬鹿丁寧過ぎたと思った...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...そんなに不思議かえ」「どこでお逢いになりました」「戌刻（いつつ）（八時）過ぎに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少しなさ過ぎましたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...中年過ぎの激しさは無く...
野村胡堂 「乱歩氏と私と」
...五月を半（なかば）過ぎると...
火野葦平 「花と龍」
...正午を過ぎてそれほど経っていないようだ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...私達が仕事の着手を悦んで祝盃を挙げ過ぎた事に就いて詳さに説明した...
牧野信一 「心象風景」
...十二時過ぎに芙佐子は戻つて來たそうでありますが...
三好十郎 「肌の匂い」
...風流遊びに身を入れ過ぎるのも余所見（よそみ）がよろしくない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「べらんめえの露助が来やがった」「時間を間違（まちげ）えやがったな」「なあに酔っ払ってやがんだ」「言葉が通じんのか」「通じ過ぎて困るくれえだ...
夢野久作 「暗黒公使」
...かつは陽（ひ）も中天（ちゅうてん）を過ぎて来...
吉川英治 「私本太平記」
...斬り捨てるには愍（あわ）れ過ぎる...
吉川英治 「新書太閤記」
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